「目立つ」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 44 件
「目立つ」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全44件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
頭を上げる(あたまをあげる)
他を凌いで目立つ立場となり、力を強めて世に出る。頭角を現す。
圧巻(あっかん)
全体の中できわだってすぐれた部分。「巻」は昔の中国の官吏登用試験の答案。最もすぐれた答案が一番上に載せられ、他を圧したという故事から。
異彩を放つ(いさいをはなつ)
際立ってすぐれて見えること。 他とは違った色彩を放っているとの意から。
表に立つ(おもてにたつ)
世間にその存在を示して行動すること。
脚光を浴びる(きゃっこうをあびる)
世間から広く注目されること。 「脚光」は舞台で役者の足もとを照らす光(フットライト)のこと。 「スポットライトを浴びる」ともいう。
錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
すぐれた人は、多くの人の中にいても自然とその才能が現れるというたとえ。袋の中の錐は、その鋭い先端が外に飛び出ることから。
奇を衒う(きをてらう)
わざと変な真似をして人の注意を引こうとすること。
紅は園生に植えても隠れなし(くれないはそのうにうえてもかくれなし)
すぐれている人は、どんな所にいても目立つというたとえ。 「紅」は、紅花(べにばな)のこと。 紅花はどんな花園に植えても際立つとの意から。
鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
並の者ばかりのなかに、ひとりだけ格の違う人がいること。野に育った鶴が鶏の囲いに立ち混じったかのようだ、と晋の嵇紹を評した一句による。
光彩を放つ(こうさいをはなつ)
他よりも優れていて、ひときわ目立つさま。 「光彩」はうつくしい輝き。
紙上を賑わす(しじょうをにぎわす)
連日のように記事の見出しへ載り、読者の目に触れ続ける。 世の関心がその一件へ集まっている様子を、載る側から言った形。
視線を浴びる(しせんをあびる)
多くの人から一斉に見つめられること。
珠玉の瓦礫に在るが如し(しゅぎょくのがれきにあるがごとし)
値打ちのない石ころに埋もれていても、玉はおのずと輝きを放つ。人の器量も同じで、周囲に紛れきることがない。
耳目を集める(じもくをあつめる)
多くの人が意識を向けること。注意や関心を集めること。
耳目を驚かす(じもくをおどろかす)
世間の多くの人を驚かせること。
彗星の如く(すいせいのごとく)
何の前触れもなく、いきなり現れて注目を集めること。
スポットを当てる(すぽっとをあてる)
その物事に特に注目して取り上げること。 「スポット」は「スポットライト」を略したもの。
精彩を放つ(せいさいをはなつ)
他と比べて、良さが際立っていること。
世間を騒がせる(せけんをさわがせる)
事件や問題を起こし、広く人々の注目を集めて話題になること。
前面に押し出す(ぜんめんにおしだす)
ある物事を目立つように示すこと。
注意を引く(ちゅういをひく)
人々の注意や関心をこちらに向けさせる。
注目に値する(ちゅうもくにあたいする)
わざわざ目を向けるだけの中身がそこにある。 取り上げて論じるに足りると、書き手や話し手が請け合うときの言い方。
注目の的になる(ちゅうもくのまとになる)
周りの視線がその一点に集まり、動きの一つ一つを追われる立場になる。 賞や事件をきっかけに、世間が急に目を離さなくなる。
注目を浴びる(ちゅうもくをあびる)
その人や物のうえに、世間の目がいっせいに向くこと。 話題に上って、あちこちで名を口にされる状態をいう。
鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
「九皐」は曲がりくねって奥まった沢地。その底で鶴が鳴いても、声は空へ抜けて天まで届く。 世を離れて身を潜めていても、優れた者の名はおのずと遠くまで伝わっていくということ。
出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
ひときわ優れた才能がある人は、妬まれたり憎まれたりするということ。また、出過ぎたことをする人は、非難されたり制裁を受けたりするということ。 並んだ杭の中に一本だけ高い杭があれば、高さを揃えるために打たれることから。 「出る釘は打たれる」「差し出る杭は打たれる」ともいう。
頭角を現す(とうかくをあらわす)
まわりの誰よりも力量が勝っていることが、はた目にもはっきりしてくること。「頭角」は頭のてっぺんを指し、居並ぶ人の上へ抜き出た姿になぞらえた言い方。
抜き足すれば道付く(ぬきあしすればみちつく)
人に知られないようにすると、かえって目立つことになるということ。 音を立てないように抜き足差し足で歩くと、かえってその跡がついてしまうとの意から。
嚢中の錐(のうちゅうのきり)
すぐれた人は、大衆の中にいても自然とその才能が現れるというたとえ。袋の中の錐は、その鋭い先端が外に飛び出ることから。
狼煙を上げる(のろしをあげる)
目立つ行動を起こし、これから大きな動きが始まることを世に示すこと。 また、物事を進めるための合図として、先駆けとなる行動を起こすこと。 昔、戦いや急報の知らせとして火や煙を上げた「狼煙」に由来する語。 「狼煙」は「烽火」とも書く。
掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
つまらない所に、そこには似つかわしくない優れたものがあることのたとえ。 「掃き溜め」は、ごみ捨て場のこと。 ごみ捨て場に舞い降りた美しい鶴との意から。
万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)
多数の男性の中に、女性が一人華やかに混じっていることのたとえ。また、多くのものの中で、ただ一つ際立っているもののたとえ。 「万緑」は見渡す限り一面の緑、「叢中」はくさむらの中のこと。 見渡す限りの緑の草木の中に、紅い花が一輪あでやかに咲いている意から。 略して「紅一点」ともいう。
人目に余る(ひとめにあまる)
言動や服装などが目立ちすぎること。または、そのために周りを不快な気持ちにさせること。
人目に立つ(ひとめにたつ)
そこだけ一段と抜きん出て見えて、居合わせた人の注意がそちらへ向くこと。
人目に付く(ひとめにつく)
そこを見た人がすぐ気づいてしまうこと。隠しておけない場所や物についていう。
人目を奪う(ひとめをうばう)
あまりのみごとさに、まわりの視線をすっかり吸い寄せること。
人目を引く(ひとめをひく)
服装や態度などが目立っていて注目を集めること。
美人は言わねど隠れなし(びじんはいわねどかくれなし)
美人の存在は、自分から吹聴しなくても自然と世間に知れ渡るということ。
的になる(まとになる)
多くの人から非難や賞賛などを集中的に受ける立場にたたされること。
水際立つ(みずぎわだつ)
他と比較して、ひときわ目立つさま。
目に立つ(めにたつ)
他のものとはっきりとした違いがあって際立ってみえること。目立つこと。
目に付く(めにつく)
目立って見える。際立って見える。
目を奪う(めをうばう)
素晴らしさや珍しさなどによって、見ずにはいられないような状態になること。
目を引く(めをひく)
他人の注意をむけさせる。
