「生」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 42 件
「生」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
生きている馬の目を抜き取るほどすばやいこと。また、ずるくて油断も隙もならないことのたとえ。
生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
人をひどく驚かせる。 「生き胆」は生きている動物の肝。
生きた心地もしない(いきたここちもしない)
恐ろしさのあまり、生きているという感じがしないさま。
生きた空もない(いきたそらもない)
恐ろしさのあまり、生きているという感じがしないこと。
生き血を吸う(いきちをすう)
情け容赦なく、他人のものを取り上げること。 「生き血をすする」「生き血をしぼる」ともいう。
生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
どんな偉人でも死んでしまってはおしまいだから、凡人でも生きている方がいいということ。
生きとし生けるもの(いきとしいけるもの)
この世に生きているすべてのもの。
生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
子が生まれるときに要るお金は二両、死んだ人の葬式を出すときに要るお金は五両だということ。 句の中の「生き」は生まれること、「死に」は死ぬことを指している。 「両」は昔のお金の単位で、江戸時代にも使われた。 「産三両に死に五両」ともいう。
生き恥を曝す(いきはじをさらす)
生きながらえたために恥をかくこと。
生き身に餌食(いきみにえじき)
命さえつないでいれば、口に入るものは何かしら現れてくる。 行く末を案じすぎるなという慰めのことば。
生き身は死に身(いきみはしにみ)
この世に生きているものは、いつかは必ず死ぬものであるということ。
生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
生きるか死ぬか、どちらの方法を選ぶべきなのかなど、選択すべき状況で思い悩む気持ちを表す言葉。 父を殺した叔父に復讐すべきかどうか決めかねた王子が、ひとり胸のうちを口にする場面の科白から。
生け簀の鯉(いけすのこい)
自由を束縛されていることのたとえ。また、死が待ち受けている運命のたとえ。
生ける屍(いけるしかばね)
身体が生きているだけで、精神的には死んだも同然の人。
生まれたあとの早め薬(うまれたあとのはやめぐすり)
時機に間に合わず、何の役にも立たないことのたとえ。 赤ん坊が生まれた後で、出産を促す薬を飲むとの意から。
生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
生まれながらにすぐれた人間などいるはずもなく、みんな長い間の修養や経験をつんで立派な人間になるということ。
生まれもつかぬ(うまれもつかぬ)
病気やけが、事故などがもとで、体がもとの姿から大きく変わり果てたさま。 「生まれつきそうだったのではない」の意で、生まれたころの体とはすっかり違ってしまったことをいう。多くの場合、不意の事故や重い病気のために、あとから体に障害を負ったようすに言う。 反対に、生まれたその時から身についている性質や才能を[[持って生まれた*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/7009.php]]という。
生まれる前の襁褓定め(うまれるまえのむつきさだめ)
物事の手回しがよすぎて大げさなことのたとえ。 「襁褓」は、おむつのこと。 生まれる前から、赤ん坊のおむつの準備で大騒ぎするとの意から。
生みの親(うみのおや)
ある物事や仕組みを、だれよりも先に起こしたり作り上げたりした人のこと。 文字どおりには、子をこの世に産み落とした実の親を指す。新しく生まれたものを子に、それを形にした人を親にたとえて呼んでいる。 「産みの親」とも表記する。 もとの実の親の意味では、養い育てた親と比べる[[生みの親より育ての親*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1016.php]]ということわざがある。
生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
生んでくれた親より、育ててくれた親に愛情も恩義も感じるということ。
生みの苦しみ(うみのくるしみ)
新たに物事を作り出すときの困難や苦労のこと。 出産のときの苦しみの意から。
生んだ子より抱いた子(うんだこよりだいたこ)
生んだだけで育てていない実の子より、小さい時から育てた他人の子のほうがかわいいということ。
生地が出る(きじがでる)
何かのきっかけで、本来その人が持っている性格や隠していた本性があらわれること。 「生地を出す」ともいう。
生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
命ある者はいつか必ず死に、出会った者はいずれ別れるのがこの世の定めであるということ。
生ある者は必ず死あり(せいあるものはかならずしあり)
息をするものはみな、いつかその終わりの日を迎える。 逃れる道のない定めとして、命の限りを言い切った言葉。
生彩を放つ(せいさいをはなつ)
他と比べて、良さが際立っていること。
生は難く、死は易し(せいはかたく、しはやすし)
苦しみに耐えて生きるのは難しいが、苦しみに耐えられず死を選ぶのは容易であるということ。
生は寄なり死は帰なり(せいはきなりしはきなり)
人は仮にこの世に身を寄せて生きているのであり、死ねば本来いた所に帰るということ。
生は死の始め(せいはしのはじめ)
この世に生まれる時は、死に向かう道のりの始まりでもあるということ。
生命ある所希望あり(せいめいあるところきぼうあり)
人は希望と忍耐をもって生きるべきであるという戒め。 生きていれば希望は必ずあるということから。
