鶯の卵の中のほととぎす
ことわざ「鶯の卵の中のほととぎす」の意味・読み方を解説します。
鶯の卵の中のほととぎす
うぐいすのかいごのなかのほととぎす
| 言葉 | 鶯の卵の中のほととぎす |
|---|---|
| 読み方 | うぐいすのかいごのなかのほととぎす |
| 意味 | わが子として育てているのに、本当は血を分けた子ではないこと。
ほととぎすは子育てをせず、鶯の巣へ卵を産みつけて、ひなの世話を鶯にまかせる。鶯から見れば、自分の卵にまじってかえったひなも、じつはよその鳥の子なのである。 「中」は「うち」とも読み、「かいご」は鳥の卵をさす古い言葉。『万葉集』には、鶯の卵の中からほととぎすがひとりで生まれ、父にも母にも似ない声で鳴くとうたった長歌があり、この言葉はそこから出ている。 同じく、鶯に育てられるほととぎすをたとえにした言葉に子で子にならぬ時鳥がある。 |
| 例文 | わが子同然にかわいがってきたが、やはり鶯の卵の中のほととぎすで、本当の親子とはどこか違うと感じることがある。 |
| 出典 | 『万葉集』巻九 |
| 場面 | 親子 / 血統・血筋 / 鳥 |
| 使用漢字 | 鶯 / 卵 / 中 |
「鶯」を含むことわざ
- 鶯鳴かせたこともある(うぐいすなかせたこともある)
- 鶯の卵の中のほととぎす(うぐいすのかいごのなかのほととぎす)
- 梅に鶯(うめにうぐいす)
「卵」を含むことわざ
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- コロンブスの卵(ころんぶすのたまご)
- 卵に目鼻(たまごにめはな)
- 卵の四角(たまごのしかく)
- 卵を盗む者は牛も盗む(たまごをぬすむものはうしもぬすむ)
- 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ)
- 卵を以て石に投ず(たまごをもっていしにとうず)
- 卵を割らないでオムレツは作れない(たまごをわらないでおむれつはつくれない)
- てらつつきの子は卵から頷く(てらつつきのこはたまごからうなずく)
