卵の四角とは
卵の四角
たまごのしかく
言葉 | 卵の四角 |
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読み方 | たまごのしかく |
意味 | あるはずのないことのたとえ。
四角い形の卵は存在しないことから。 「卵の四角と女郎の誠(四角い形の卵が存在しないのと同じで、女郎が誠意を持つことなどない)」ともいう。 |
異形 | 卵の四角と女郎の誠(たまごのしかくとじょろうのまこと) |
使用語彙 | 卵 / 四角 / 四 / 女郎 |
使用漢字 | 卵 / 四 / 角 / 女 / 郎 / 誠 |
「卵」を含むことわざ
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- コロンブスの卵(ころんぶすのたまご)
- 卵に目鼻(たまごにめはな)
- 卵を盗む者は牛も盗む(たまごをぬすむものはうしもぬすむ)
- 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ)
- 卵を以て石に投ず(たまごをもっていしにとうず)
- 卵を割らないでオムレツは作れない(たまごをわらないでおむれつはつくれない)
「四」を含むことわざ
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 四月の中の十日に心なしに雇われるな(しがつのなかのとおかにこころなしにやとわれるな)
- 四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
- 四十がったり(しじゅうがったり)
- 四十くらがり(しじゅうくらがり)
- 四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
- 四十にして惑わず(しじゅうにしてまどわず)
「角」を含むことわざ
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 鬼も角折る(おにもつのおる)
- 蝸角の争い(かかくのあらそい)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 角が立つ(かどがたつ)
- 角が取れる(かどがとれる)
- 角番に立つ(かどばんにたつ)
- 角を立てる(かどをたてる)
- 圭角が取れる(けいかくがとれる)
「女」を含むことわざ
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
- 朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 厭じゃ厭じゃは女の癖(いやじゃいやじゃはおんなのくせ)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)
- 男は度胸、女は愛嬌(おとこはどきょう、おんなはあいきょう)
「郎」を含むことわざ
- 一姫二太郎(いちひめにたろう)
- 木七竹八塀十郎(きしちたけはちへいじゅうろう)
- 娑婆で見た弥三郎(しゃばでみたやさぶろう)
- 娑婆で見た弥十郎(しゃばでみたやじゅうろう)
- 娑婆で見た弥次郎(しゃばでみたやじろう)
- 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ)
「誠」を含むことわざ
- 巧詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 卵の四角と女郎の誠(たまごのしかくとじょろうのまこと)
- 丹誠を込める(たんせいをこめる)
- 丹誠を凝らす(たんせいをこらす)
- 丹誠を尽くす(たんせいをつくす)
- 誠は天の道なり、之を誠にするは人の道なり(まことはてんのみちなり、これをまことにするはひとのみちなり)