下駄を履くまで
ことわざ「下駄を履くまで」の意味・読み方・異形などを解説します。
下駄を履くまで
げたをはくまで
| 言葉 | 下駄を履くまで |
|---|---|
| 読み方 | げたをはくまで |
| 意味 | 物事がすっかり片づく、その最後のときまで、という意味。勝ち負けや結果は、そこまで行かないと分からない。その思いを込めて、後ろに「わからない」を添えた形で使われるのが普通だ。
もとは囲碁や将棋の対局から出た言い方だという。下駄を履くのは、勝負を終えて席を立ち、家へ帰ろうとするときのこと。そこに至るまでは、途中でどれほど差がついていても、ひっくり返る見込みは残る。だから、相手にリードされていても途中で投げ出すな、と励ますときにも持ち出される。 同じく下駄の出てくる句でも、下駄を履かせるは、点数や数量を本当よりかさ上げして見せることで、意味はまったく別である。 |
| 例文 | 九回裏に満塁ホームランが飛び出して、三点差がいっぺんに消えた。試合は下駄を履くまでどう転ぶか読めないものだと、改めて感じた。 |
| 異形 | 下駄を履くまでわからない(げたをはくまでわからない) |
| 場面 | 物事の終わり / 勝負 |
| 使用漢字 | 下 / 駄 / 履 |
「下」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
「駄」を含むことわざ
- 朝駆けの駄賃(あさがけのだちん)
- 足駄を履いて首ったけ(あしだをはいてくびったけ)
- 足駄を履く(あしだをはく)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 韋駄天走り(いだてんばしり)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 女の足駄にて作れる笛には秋の鹿寄る(おんなのあしだにてつくれるふえにはあきのしかよる)
- 雁が飛べば石亀も地団駄(がんがとべばいしがめもじだんだ)
- 下駄と焼き味噌(げたとやきみそ)
- 下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
