財少なければ悲しみ少なし
ことわざ「財少なければ悲しみ少なし」の意味・読み方を解説します。
財少なければ悲しみ少なし
ざいすくなければかなしみすくなし
| 言葉 | 財少なければ悲しみ少なし |
|---|---|
| 読み方 | ざいすくなければかなしみすくなし |
| 意味 | 手もとの財産がわずかなら、それにまつわる心配や苦しみも少なくてすむということ。大きな富を持たなくても、のんびりと心おだやかに過ごせる暮らしのほうが望ましいと見る考え。
財産を多く持つと、なくさないかと気をもんだり、財産をめぐってもめごとが持ち上がったりしやすい。持ち物が少なければ、そうした面倒に振り回されずにすむ、と見て言ったもの。 財宝は身の敵は財宝がかえって身をあやうくすることを、財宝は地獄の家苞はため込んでもむなしいことを言い、どちらも財産を多く持つことに重きを置かない考え方に通じる。貧乏は達者の基も、貧しさにもよい面があると見る言葉だ。反対に、お金が乏しいと気持ちまで沈むと言うのが財布が軽けりゃ心が重いで、この二つは対の言葉として並べて引かれる。 |
| 例文 | 宝くじに当たってから親せきとのいざこざが絶えないという話を聞くと、財少なければ悲しみ少なしという言葉にもうなずける。 |
| 場面 | お金 / 貧乏・貧しい / 悩む |
| 使用漢字 | 財 / 少 / 悲 |
「財」を含むことわざ
- 口と財布は締めるが得(くちとさいふはしめるがとく)
- 心ゆるめば財布もゆるむ(こころゆるめばさいふもゆるむ)
- 財布が軽けりゃ心が重い(さいふがかるけりゃこころがおもい)
- 財布の底と心の底は人に見せるな(さいふのそことこころのそこはひとにみせるな)
- 財布の底をはたく(さいふのそこをはたく)
- 財布の紐が堅い(さいふのひもがかたい)
- 財布の紐が長い(さいふのひもがながい)
- 財布の紐が緩む(さいふのひもがゆるむ)
- 財布の紐は首に掛けるより心に掛けよ(さいふのひもはくびにかけるよりこころにかけよ)
- 財布の紐を締める(さいふのひもをしめる)
「少」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 言うた損より言わぬ損が少ない(いうたそんよりいわぬそんがすくない)
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 言葉多きは品少なし(ことばおおきはしなすくなし)
- 少壮幾時ぞ(しょうそういくときぞ)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 少年よ、大志を抱け(しょうねんよ、たいしをいだけ)
- 竹と人の心の直ぐなのは少ない(たけとひとのこころのすぐなのはすくない)
- 花多ければ実少なし(はなおおければみすくなし)
