「わがまま」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 34 件
「わがまま」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全34件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
祖母に甘やかされて育った子供は、無遠慮でわがままになりやすい。特に、祖母が孫を過剰に可愛がると、礼儀や節度を身につける機会を失うことを戒める言葉。 「愛立てない」は、「愛立ちなし」が転じたもので、無作法や自分勝手の意。
辺り構わず(あたりかまわず)
周囲の状況や他人の迷惑などを気にしないで、自分の好きなように振る舞うようす。
得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
自分の都合のいいように振る舞っても、なかなか相手が応じてはくれないということ。
榎の実はならばなれ、木は椋の木(えのみはならばなれ、きはむくのき)
取り違えだった証拠が目の前に出ても、一度口にした言い分は引っ込めない。誤りを認めるくらいなら通し続けるという構え。 榎と椋は見分けのつきにくい木。
遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
相手を気遣うこともなく、自分の思い通りに事を行うさま。 「会釈」は、思いやりの意。
押し付けがましい(おしつけがましい)
相手の気持ちや事情を考えもせず、自分の意向を強引に押し付けようとするさま。
負ぶえば抱かりょう(おぶえばだかりょう)
一つ聞き入れてもらうと、そのまま次を求めて際限がなくなることのたとえ。 背に負ってやれば今度は前で抱けとせがむ、子どもの甘えぶりになぞらえた言い方。 「負ぶえば抱かろう」「負んぶすれば抱っこ」「抱かさせば負ぶさる」ともいう。
片意地を張る(かたいじをはる)
ひとの話に聞く耳をもたず、頑なに自分の考えを押し通そうとするさま。
傍らに人無きが如し(かたわらにひとなきがごとし)
同席している者を、まるで数のうちに入れずに動く。 声の大きさも身の置き方も、人前だからと改める気配がない。
我が強い(ががつよい)
他人の意見には従わず、自分の意見を押しとおす性質であることのたとえ。
我を通す(がをとおす)
最後まで自分の主張を押し通すこと。
我を張る(がをはる)
最後まで自分の考えを押し通して他人に譲らないこと。 「我を立てる」ともいう。
眼中人なし(がんちゅうひとなし)
他人のことは考えず、思うままに振る舞うこと。人を人とも思わないこと。
客人一杯手八杯(きゃくじんいっぱいてはちはい)
客に酒を一杯すすめる間に、主人が手酌で酒を八杯飲むということ。酒好きの人が客にかこつけて酒を飲むことにもいう。
怖いものなし(こわいものなし)
引け目を覚える相手も、失って困るものも見当たらない身の上。 誰の顔色もうかがわずに動けるので、振る舞いが大きくなる。
世上物騒我が身息災(せじょうぶっそうわがみそくさい)
世間にどんな事が起こっても、自分の身が安全ならかまわない。世の中に無関心で利己主義な人のことをいう。
太平楽(たいへいらく)
場の張りつめた空気にも構わず、思いつくままを口にしては悠長に構えていること。 もとは即位の礼などで舞われた四人舞の曲の名で、天下の泰平を寿ぐそのめでたさが、緊張を欠いた物言いのほうへ移った。
駄駄を捏ねる(だだをこねる)
子どもが、甘えてわがままを通そうとすること。
旋毛を曲げる(つむじをまげる)
気分を損ねて、意地悪くわざと逆らうこと。
亭主の好きを客に出す(ていしゅのすきをきゃくにだす)
自分の好きなものは相手も好きだと思い込んでしまい、無理に押しつけがちであるということ。 主人の好物を客にふるまうことから。
所構わず(ところかまわず)
他人の迷惑など考えず、どんな場所でも好き勝手に行動する様子。 「所嫌わず」ともいう。
年寄りは二度目の子供(としよりはにどめのこども)
老いるとわがままになったり、甘えたりするようになって子どものようになるということ。 「Old men are twice children.」を訳した言葉。
無い物食おう(ないものくおう)
十分にある物は欲しがらず、ないとわかっている物をほしがること。わがままを言うこと。 「無い物食おうが人の癖」ともいう。
八方破れ(はっぽうやぶれ)
備えがなく、隙だらけであること。 または、生活態度が勝手気ままな様子。
臍を曲げる(へそをまげる)
機嫌を悪くして意地を張ること。
虫がいい(むしがいい)
物事を何でも自分にとって都合のいいように考えるさま。 自己中心的で身勝手であるさま。 「虫のいい」ともいう。
貰い物に苦情(もらいものにくじょう)
勝手で貪欲なさまのたとえ。人から貰った物にまで苦情をいうことから。
横紙破り(よこがみやぶり)
自分の考えを無理に押し通すこと。また、そういうことをする人。和紙は縦に目が通っているため、横には破りにくいが、それを無理やり横に破ることから。
横車を押す(よこぐるまをおす)
道理に合わないことを無理に押し通すこと。車を無理やり横に押して動かそうとする意から。
我が面白の人泣かせ(わがおもしろのひとなかせ)
自分が面白くて楽しんでいることが、人に迷惑をかけていることがあるということ。
我が好きを人に振る舞う(わがすきをひとにふるまう)
相手の好き嫌いを考えずに、自分の好みを人に押し付けること。
我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
他人のことを考えず、自分の利益のみを優先して行動すること。また、自分に都合のよい理屈をこねること。我田引水。
我が亡き後に洪水よ来たれ(わがなきあとにこうずいよきたれ)
自分が死んだ後なら、洪水でもなんでも来てよい。今さえよければ、あとはどうなってもかまわないということ。
我が仏尊し(わがほとけとうとし)
手を合わせてきた相手こそが一番だと、疑いもせずに思い込む。 自分の側の物差ししか目に入らず、よそのものを端から見ようとしない狭さをいう。
