長鞭馬腹に及ばず
ことわざ「長鞭馬腹に及ばず」の意味・読み方・異形などを解説します。
長鞭馬腹に及ばず
ちょうべんばふくにおよばず
| 言葉 | 長鞭馬腹に及ばず |
|---|---|
| 読み方 | ちょうべんばふくにおよばず |
| 意味 | 鞭がどれほど長くても、馬の腹までは当たらない。抜きん出た勢いを持つ者にも手の回らぬ場所はあり、また、身の丈が過ぎれば道具としては使えなくなる。楚に攻められた宋を救おうとした晋侯を、大夫の伯宗がこの古語を引いて思い止まらせたという故事から。 |
| 出典 | 『春秋左氏伝』宣公十五年 |
| 異形 | 長鞭、馬腹に及ばず(ちょうべん、ばふくにおよばず) |
| 場面 | 役に立たない |
| 使用漢字 | 長 / 鞭 / 馬 / 腹 / 及 |
「長」を含むことわざ
- 息が長い(いきがながい)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 砂長じて巌となる(いさごちょうじていわおとなる)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
- 風邪は百病の長(かぜはひゃくびょうのおさ)
- 奸知に長ける(かんちにたける)
「鞭」を含むことわざ
- 愛の鞭(あいのむち)
- 飴と鞭(あめとむち)
- 死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)
- 先鞭を着ける(せんべんをつける)
- 駑馬に鞭打つ(どばにむちうつ)
- 走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)
- 裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
- 疲馬は鞭箠を畏れず(ひばはべんすいをおそれず)
- 鞭を惜しめば子供は駄目になる(むちをおしめばこどもはだめになる)
- 痩せ馬鞭を恐れず(やせうまむちをおそれず)
「馬」を含むことわざ
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 馬から落ちて落馬する(うまからおちてらくばする)
「腹」を含むことわざ
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
- 旨い物は腹にたまる(うまいものははらにたまる)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそかわにのむもまんぷくにすぎず)
- 思うこと言わねば腹ふくる(おもうこといわねばはらふくる)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
- 片腹痛い(かたはらいたい)
- 聞けば聞き腹(きけばききばら)
