風、枝を鳴らさず
ことわざ「風、枝を鳴らさず」の意味・読み方・異形などを解説します。
風、枝を鳴らさず
かぜ、えだをならさず
| 言葉 | 風、枝を鳴らさず |
|---|---|
| 読み方 | かぜ、えだをならさず |
| 意味 | 国がよく治まって争いごとが起こらず、平和な世の中が続いているたとえ。
吹く風までおだやかで、木々の小枝を鳴らすことさえないというのが、もとの意味。「条」は細い枝のこと。 中国の『論衡』是応篇に、儒学者が説く太平の世のありさまの一つとして、「雨は土くれを崩さない」と並べて出てくる。『塩鉄論』水旱にも、周公が治めた時代のこととして同じ句が見える。 近い言い回しとして枝を鳴らさず・吹く風枝を鳴らさずがあり、雨の句と組み合わせた形は雨塊を破らず、風枝を鳴らさずとなる。 |
| 例文 | 争いのない風、枝を鳴らさずの世の中が、この先もずっと続くよう願っている。 |
| 出典 | 『論衡』是応 |
| 異形 | 風、条を鳴らさず(かぜ、えだをならさず) |
| 場面 | 政治 / 平和 |
| 使用漢字 | 風 / 枝 / 鳴 / 条 |
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
「枝」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 枝の雪(えだのゆき)
- 枝は枯れても根は残る(えだはかれてもねはのこる)
- 枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)
- 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす)
- 枝を鳴らさず(えだをならさず)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる)
- 桂林の一枝、崑山の片玉(けいりんのいっし、こんざんのへんぎょく)
- 木陰に臥す者は枝を手折らず(こかげにふすものはえだをたおらず)
「鳴」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 鶯鳴かせたこともある(うぐいすなかせたこともある)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 腕が鳴る(うでがなる)
- 腕を鳴らす(うでをならす)
- 嬉しい悲鳴(うれしいひめい)
- 枝を鳴らさず(えだをならさず)
- 扇を鳴らす(おうぎをならす)
- 蚊の鳴くような声(かのなくようなこえ)
- 烏の鳴かない日はあっても(からすのなかないひはあっても)
「条」を含むことわざ
- 風、条を鳴らさず(かぜ、えだをならさず)
