賢を見ては斉しからんことを思う
ことわざ「賢を見ては斉しからんことを思う」の意味・読み方を解説します。
賢を見ては斉しからんことを思う
けんをみてはひとしからんことをおもう
| 言葉 | 賢を見ては斉しからんことを思う |
|---|---|
| 読み方 | けんをみてはひとしからんことをおもう |
| 意味 | 自分より優れた人に出会ったら、その人を手本にして、自分も同じところまで届こうと心がけること。
「賢」は知恵や徳を備えた人のこと。「斉しからん」は、その人と等しい者になろうと願う心を表す。この句は『論語』の里仁篇(りじんへん)に孔子の言葉として載り、すぐあとに「不賢を見ては内に自ら省みる(見習えない人に出会えば、わが身にも似た欠点がないか省みる)」と続く。同じ考えを含む句に三人行えば必ずわが師ありがある。漢文の形のまま四字熟語にしたのが見賢思斉。 |
| 例文 | 全国大会に出た先輩の練習ぶりに刺激を受けた弟は、賢を見ては斉しからんことを思うの心で、毎朝の走り込みを始めた。 |
| 出典 | 『論語』里仁 |
| 場面 | 努力する / 勉強・勉学 |
| 使用漢字 | 賢 / 見 / 斉 / 思 |
「賢」を含むことわざ
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 得たり賢し(えたりかしこし)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 賢い人には友がない(かしこいひとにはともがない)
- 経験は馬鹿をも賢くする(けいけんはばかをもかしこくする)
- 賢者は中道を取る(けんじゃはちゅうどうをとる)
- 賢者は長い耳と短い舌を持つ(けんじゃはながいみみとみじかいしたをもつ)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 賢人は危うきを見ず(けんじんはあやうきをみず)
- 賢路を塞ぐ(けんろをふさぐ)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 足を重ねて立ち、目を仄てて見る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 甘く見る(あまくみる)
- 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
- いい目を見る(いいめをみる)
「斉」を含むことわざ
- 賢を見ては斉しからんことを思う(けんをみてはひとしからんことをおもう)
- 修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
