銭儲けと死に病に徒はない
ことわざ「銭儲けと死に病に徒はない」の意味・読み方・異形などを解説します。
銭儲けと死に病に徒はない
ぜにもうけとしにやまいにあだはない
| 言葉 | 銭儲けと死に病に徒はない |
|---|---|
| 読み方 | ぜにもうけとしにやまいにあだはない |
| 意味 | お金をかせぐことも、治るあてのない病気に向き合うことも、軽い気持ちでは乗り切れず、どちらにもひと通りでない苦しさが付いて回ること。
「死に病」は、助かる望みのない重い病気のこと。「徒」は、おろそかでいいかげんなさまを指す。お金もうけの苦労を、命にかかわる病の苦しみと同じ重さで語る句である。 趣向の通じる言葉に金儲けと死に病に易い事なしがある。 |
| 例文 | 脱サラして店を開いたものの、資金繰りに追われて眠れない夜が続く。銭儲けと死に病に徒はないを身にしみて感じている。 |
| 異形 | 銭儲けと死に病は徒でない(ぜにもうけとしにやまいはあだでない) |
| 場面 | 金儲け / 苦労を重ねる |
| 使用漢字 | 銭 / 儲 / 死 / 病 / 徒 |
「銭」を含むことわざ
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)
- 一文銭で生爪剝がす(いちもんせんでなまづめはがす)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 親と子供は銭金で買われぬ(おやとこどもはぜにかねでかわれぬ)
「儲」を含むことわざ
- 風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)
- 金が金を儲ける(かねがかねをもうける)
- 金儲けと死に病に易い事なし(かねもうけとしにやまいにやすいことなし)
- 正直の儲けは身につく(しょうじきのもうけはみにつく)
- 損せぬ人に儲けなし(そんせぬひとにもうけなし)
- 骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)
- 坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)
- 儲けぬ前の胸算用(もうけぬまえのむなざんよう)
「死」を含むことわざ
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一度死ねば二度死なぬ(いちどしねばにどしなぬ)
- 一死一生乃ち交情を知る(いっしいっせいすなわちこうじょうをしる)
- 未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん(いまだせいをしらず、いずくんぞしをしらん)
「病」を含むことわざ
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 一に看病、二に薬(いちにかんびょう、ににくすり)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 臆病の自火に責めらる(おくびょうのじかにせめらる)
- 踵で頭痛を病む(かかとでずつうをやむ)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 金儲けと死に病に易い事なし(かねもうけとしにやまいにやすいことなし)
- 気に病む(きにやむ)
