「むし」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「むし」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
虫がいい(むしがいい)
物事を何でも自分にとって都合のいいように考えるさま。 自己中心的で身勝手であるさま。 「虫のいい」ともいう。
虫が知らせる(むしがしらせる)
なんとなく感じるたとえ。予感がすること。
虫が好かない(むしがすかない)
なんとなく気にくわないこと。
虫が付く(むしがつく)
未婚の女性に好ましくない恋人ができること。
虫酸が走る(むしずがはしる)
不快でたまらず、ひどく嫌うことのたとえ。 「虫酸」は胃から出る酸っぱい液体のことで、その液が逆流して吐き気を覚える意から。
虫でも向かってくるものである(むしでもむかってくるものである)
小さく弱いものでもそれ相応の意地があるから、場合によっては強敵に立ち向かうこともある。どんな相手でもあなどってはいけないということ。
虫の息(むしのいき)
呼吸が弱弱しくて今にも止まりそうなようす。
虫の居所が悪い(むしのいどころがわるい)
機嫌が悪くて怒りやすくなっていることのたとえ。
虫の知らせ(むしのしらせ)
なんとなく悪い予感がすること。
虫も殺さぬ(むしもころさぬ)
殺生などできず、やさしくておとなしい人柄であるようす。
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