渙然氷釈する

ことわざ「渙然氷釈する」の意味・読み方を解説します。

言葉渙然氷釈する
読み方かんぜんひょうしゃくする
意味胸にあった疑いや迷いが、すっと消え去ること。
「渙然」は、固まっていた物がほどけ、散り散りになるさま。「氷釈」は、氷がとけること。固く張った氷も、とけて水にもどってしまえば形が残らない。胸のもやもやが、ちょうどそんなふうに晴れていくのである。
中国、晋の時代の学者杜預が『春秋左氏伝』(歴史書『春秋』の解説書)に付けた序文から出た言葉。書物は急いで読み通すのでなく、読む人が自ら求め、じっくり味わうものだとし、大河や海の水がしみこみ、恵みの雨が土をうるおすようにして学べば、疑問は氷のようにとけ、筋道もすんなり通る、そうなってはじめて本当にわかったといえる、と説いている。なお、四字熟語の「凍解氷釈」も、意味はこれとほぼ重なる。
例文先生のひと言で、何日も考えてわからなかった問題の疑問が渙然氷釈する思いがした。
出典杜預「春秋左氏伝序」
場面安心する
使用漢字渙 / 然 / 氷 / 釈

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