「う」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 763 件
「う」で終わる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
一つ諭せば一つ言い返し、いくら重ねても相手の言い分が尽きないさま。 言うだけ無駄だと、諭す側が根負けしてしまう状態をいう。
匕首に鍔を打ったよう(あいくちにつばをうったよう)
釣りあわない物、ふさわしくない物のたとえ。「匕首」は鍔のない短刀のこと。「鍔」は刀の柄と刀身の間にあり拳を防御する金具。匕首に鍔をつけても不似合いなことから。
相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
相手の力が弱かったり、やり方が劣っていたために、思わぬ手柄を立てることのたとえ。「さする」は「してくれる」の意。
愛は惜しみなく与う(あいはおしみなくあたう)
誰かを愛する時は、自分の持つすべてを与えても惜しくないということ。
愛は惜しみなく奪う(あいはおしみなくうばう)
誰かを愛する時は、その相手の持つすべてを自分のものにしようと求めるということ。
合間を縫う(あいまをぬう)
仕事のあいまなど、物事が途切れた短い時間をうまく活用して、他の事を行う。
阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)
互いの絶妙な気持ちや調子のこと。また、それがぴったり合うこと。「阿」は吐く息、「吽」は吸う息のことで呼吸の調子が合う意から。
青柿が熟柿弔う(あおがきがじゅくしとむらう)
人間はいつか必ず死ぬのだから、弔う者も弔われる者も大差ないというたとえ。まだ青い柿が、熟して地面に落ちた柿を弔うが、青柿もやがては熟柿になることから。
煽りを食う(あおりをくう)
周囲の状況の急激な変化により、思いがけない影響や災難を受ける。
赤犬が狐を追う(あかいぬがきつねをおう)
すぐれているのはどちらで劣っているのはどちらか、よいのはどちらで悪いのはどちらかといった二つのものの差がはっきりせず、どう見きわめたらよいか迷う場合のたとえ。 赤毛の犬と狐は、毛の色も体つきもよく似ている。そのため犬が狐を追って走る様子を横から眺めると、追いかけているほうと逃げているほうの見分けがつかないことから来ている。
赤子の手を捻るよう(あかごのてをひねるよう)
抵抗する力のないものを打ち負かす。また、容易に行えることのたとえ。 「赤子の腕を捩じる」ともいう。
赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
無力で弱い者をさらに頼りなくしたようす。
明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
考え方が単純で現実を知らないことのたとえ。外が明るいとすべて月夜だと思う意から。
阿嬌(あきょう)
美しい女性。若く可憐な娘。 「阿」は人名の前に添えて親しみを表す接頭語。「嬌」は、漢の武帝の后・陳氏の幼名に由来し、そこから美しい女性の意に用いられるようになった。
諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
失敗や不運をくよくよ考えるより、きっぱり諦めたほうが精神的に良いということ。
商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)
物の売り買いでは、売る側は初めに高めの値段を言ってから少しずつまけていき、買う側は初めに低い値段を言ってから少しずつ上げていって、その間で値段が決まるのがふつうだということ。 ここでの「下より這う」は、低いところからはい上がるように、買う側が値を上げていくようすを表している。売り手の言う値段には上乗せがふくまれていると見る点で、[[商人の空値*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1003.php]]にも通じる。
悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
猛獣でさえ仲間を思いやる気持ちを持っている。まして人間ならなおさらその気持ちがあるはず、という意。「悪獣」は猛獣のこと。
悪の温床(あくのおんしょう)
悪事や、良くない思想が生まれやすい環境。
顎が落ちそう(あごがおちそう)
口に運んだものの味に負けて、噛んでいた顎がゆるみきってしまう。 舌ではなく顎のほうに驚きを託した形で、作り手への賛辞として向ける。
顎で背中を搔くよう(あごでせなかをかくよう)
そのつもりで手を伸ばしても、体のつくりからして届きようがない。 やろうとする姿勢だけは見せながら、初めから形にならない事柄をいう。
顎で使う(あごでつかう)
高慢な態度で人をこき使うこと。 顎をしゃくるなどの合図だけで人を指図することから。 「顎で人を使う」「頤で人を使う」ともいう。
顎で蠅を追う(あごではえをおう)
やせ衰えて元気がないようす。蠅を手で追い払う元気もなく顎を動かして追い払う意から。 「頤(おとがい)で蠅を追う」ともいう。 「頤」は顎のこと。
朝謡は貧乏の相(あさうたいはびんぼうのそう)
朝から謡などをうたって道楽にふけり、仕事をおろそかにしていると、やがて貧乏になるという戒め。 「謡」は、能楽の詞章に節をつけて歌う謡曲のこと。
朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
朝早く起きて仕事をするほうが、夜働くより能率が上がり得だということ。 「朝起き千両」ともいう。
麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
とても痩せた男性の形容。 長くて折れやすい麻殻に目鼻をつけたような男性のことから。
明後日の方(あさってのほう)
見当違いの方向。物事の焦点や目的が、本来あるべきところから大きく外れている様子。 「明後日の方を向く」の形で、問いかけや状況に対して的を外した言動をすること、または関係のないことに目を向けることをいう。
朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
金持ちや力のある人の家へ朝夕かよって機嫌をうかがい、その後ろについて回ること。出世の手がかりをつかむために、気の進まない付き合いを続けるつらさやみじめさをいう。 唐の詩人杜甫が、都で役人の職を求めていたものの、いつまでも取り立ててもらえなかったころの暮らしを嘆いた詩の句から。朝はお金持ちの家の門をたたき、日が暮れれば、よく太った馬で出かける人の後ろを歩いて、その馬が巻き上げる土ぼこりをかぶるという意味。 「富児」は金持ちのこと。同じ詩には、このすぐ前に「[[紈袴は餓死せず、儒冠は多く身を誤る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8152.php]]」の句がある。身分の高い人にへつらう似た言葉に「[[塵を望んで拝す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/4913.php]]」がある。
足止めを食う(あしどめをくう)
何らかの事情でその場から先に進めなくなったり、外出を禁じられたりする。
足並みが揃う(あしなみがそろう)
多くの人の考え方や意見、方針が一致して、同じ行動をとる。
足場を失う(あしばをうしなう)
物事を行うときの拠り所がなくなってしまうこと。
