腹の虫が治まらない
ことわざ「腹の虫が治まらない」の意味・読み方・異形などを解説します。
腹の虫が治まらない
はらのむしがおさまらない
| 言葉 | 腹の虫が治まらない |
|---|---|
| 読み方 | はらのむしがおさまらない |
| 意味 | 怒りが抑えきれず、どうにも気持ちが鎮まらないこと。腹立たしさがこみ上げて、我慢がきかないさま。
「治まらない」は「納まらない」とも書く。 また、単に「虫が治(納)まらない」や「腹の虫が承知しない」などともいう。 |
| 例文 | あんな言い方をされては、どうにも腹の虫が治まらない。 |
| 異形 | 腹の虫が納まらない(はらのむしがおさまらない) |
| 腹の虫が承知しない(はらのむしがしょうちしない) | |
| 場面 | 怒る / 虫 / 腹 |
| 使用語彙 | 虫 / 承知 |
| 使用漢字 | 腹 / 虫 / 治 / 納 / 承 / 知 |
「腹」を含むことわざ
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
- 旨い物は腹にたまる(うまいものははらにたまる)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず(えんそかわにのむもまんぷくにすぎず)
- 思うこと言わねば腹ふくる(おもうこといわねばはらふくる)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
- 片腹痛い(かたはらいたい)
- 聞けば聞き腹(きけばききばら)
「虫」を含むことわざ
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 疳の虫が起こる(かんのむしがおこる)
- 獅子、身中の虫(しし、しんちゅうのむし)
- 獅子は小虫を食わんとてもまず勢いをなす(ししはしょうちゅうをくわんとてもまずいきおいをなす)
- 小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)
- 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 蓼の虫は蓼で死ぬ(たでのむしはたででしぬ)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
「治」を含むことわざ
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 君臨すれども統治せず(くんりんすれどもとうちせず)
- 修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
- 治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず)
- 馬鹿は死ななきゃ治らない(ばかはしななきゃなおらない)
- 火は火で治まる(ひはひでおさまる)
- 無為にして治まる(むいにしておさまる)
- 病治りて薬師忘る(やまいなおりてくすしわする)
- 病は治るが癖は治らぬ(やまいはなおるがくせはなおらぬ)
- 予防は治療に勝る(よぼうはちりょうにまさる)
「納」を含むことわざ
- 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず)
- 納所から和尚(なっしょからおしょう)
- 年貢の納め時(ねんぐのおさめどき)
- 腹の虫が納まらない(はらのむしがおさまらない)
- 胸三寸に納める(むねさんずんにおさめる)
「承」を含むことわざ
- 合点承知之助(がってんしょうちのすけ)
- 腹の虫が承知しない(はらのむしがしょうちしない)
- 百も承知、二百も合点(ひゃくもしょうち、にひゃくもがてん)
