刮目して相待つべし
ことわざ「刮目して相待つべし」の意味・読み方・異形などを解説します。
刮目して相待つべし
かつもくしてあいまつべし
| 言葉 | 刮目して相待つべし |
|---|---|
| 読み方 | かつもくしてあいまつべし |
| 意味 | 人は短い間にも大きく成長することがあるから、前の印象のまま決めつけず、改めてよく見直すべきだと説く言葉。
相手がどれほど伸びるかに注目して、その先を楽しみに待つ気持ちを込めて口にすることもある。 刮目とは、目をよくこすって、しっかり見ること。 中国が三つの国に分かれていた時代、呉に仕えた武将の呂蒙は学問が足りなかったが、主君の孫権に勧められて書物を読むことに力を注ぎ、見違えるほど学識を深めた。久しぶりに語り合った魯粛が、昔とはまるで違うその学識に舌を巻くと、呂蒙は「志のある者は、別れて三日もたてば、目をこすり、見方を改めて迎えるべきだ」と応じた。見出しの句は、この呂蒙の言葉から出ている。 このときの魯粛の言葉からは、呉下の阿蒙ということわざが生まれた。 同じ故事を漢字四字にまとめた語が、四字熟語の刮目相待である。 似た意味の句に「刮目して之を視る」「刮目して視る」がある。 |
| 例文 | 留学から戻った後輩は見違えるほど頼もしくなっていて、刮目して相待つべしとつくづく思った。 |
| 出典 | 『三国志』呉書・呂蒙伝・注 |
| 異形 | 刮目して相待つ(かつもくしてあいまつ) |
| 刮目して待つべし(かつもくしてまつべし) | |
| 場面 | 評価 / 成長 |
| 使用漢字 | 刮 / 目 / 相 / 待 |
「刮」を含むことわざ
- 刮目して相待つべし(かつもくしてあいまつべし)
「目」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 足を重ねて立ち、目を側てて視る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 網の目から手(あみのめからて)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
「相」を含むことわざ
- 相性が悪い(あいしょうがわるい)
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 相も変わらず(あいもかわらず)
