猿に絵馬
ことわざ「猿に絵馬」(さるにえま)の意味・読み方を解説します。
猿に絵馬
さるにえま
| 言葉 | 猿に絵馬 |
|---|---|
| 読み方 | さるにえま |
| 意味 | 並べるといかにもしっくりくる、相性のよい組み合わせのたとえ。絵馬には、猿と馬をいっしょに描いたものが昔から多く見られることから出た言葉。
古くから猿は馬小屋を守る生き物だと信じられ、農家では、馬小屋に「申(さる)」の一字を記した紙をはっておく風習もあった。正月に行われた、馬の無事を祈る「うまや祭り」では、猿が馬の手綱(たづな)を引く姿の絵馬やお札が使われた。 同じように、よく似合う組み合わせをいう言葉に「梅に鶯」「牡丹に唐獅子、竹に虎」がある。一方、字面の近い「猿に烏帽子」は、柄にもない、不釣り合いなふるまいを指す句で、意味がまるで逆になる。 |
| 例文 | 古い寺の石段と苔(こけ)むした灯籠(とうろう)は猿に絵馬で、並んでいるだけで一枚の絵のようだ。 |
| 場面 | 馬 / 似合いの相手 / 猿 |
| 使用漢字 | 猿 / 絵 / 馬 |
「猿」を含むことわざ
- 一日猿楽に鼻を欠く(いちにちさるがくにはなをかく)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 猿臂を伸ばす(えんぴをのばす)
- 木から落ちた猿(きからおちたさる)
- 九百九十九匹の鼻欠け猿、満足な一匹の猿を笑う(くひゃくくじゅうくひきのはなかけざる、まんぞくないっぴきのさるをわらう)
- 毛のない猿(けのないさる)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 犬猿も啻ならず(けんえんもただならず)
- 猿が仏を笑う(さるがほとけをわらう)
- 猿知恵(さるぢえ)
「絵」を含むことわざ
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
