積毀骨を銷す
「積毀骨を銷す」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「衆口、金を鑠かす」などがあります。
積毀骨を銷す
せっきほねをしょうす
| 言葉 | 積毀骨を銷す |
|---|---|
| 読み方 | せっきほねをしょうす |
| 意味 | かげで言われる悪口も、積もり積もれば、骨のようにかたいものさえ溶けて消えるほどの力をふるう。根拠のない告げ口や中傷が重なると、人を追いつめ、生きていけなくすることさえある、そのおそろしさをいう。
「積毀」は、積み重なった悪口や告げ口。「銷す」は、溶かしてなくすこと。「消す」と書いて「積毀骨を消す(せっきほねをけす)」ということもある。 戦国時代の張儀が魏の王を説き伏せた言葉の中に出てくるほか、前漢の鄒陽(すうよう)が牢屋の中から梁の孝王へあてた手紙にも見え、どちらも衆口、金を鑠かすと続けて用いている。張儀の言葉では、その前に積羽舟を沈むも並ぶ。また、この句に由来する言葉に言葉の下に骨を消すがある。 |
| 例文 | ネットで同じ中傷を何千回も書かれて活動をやめた選手の話を読み、積毀骨を銷すとは今も変わらないと感じた。 |
| 出典 | 『史記』張儀列伝、魯仲連鄒陽列伝 |
| 異形 | 積毀骨を消す(せっきほねをけす) |
| 場面 | 積み重ね / 悪口を言う |
| 類句 | 衆口、金を鑠かす(しゅうこう、きんをとかす) |
| 積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ) | |
| 使用漢字 | 積 / 毀 / 骨 / 銷 / 消 |
「積」を含むことわざ
- 蟻の塔を積む如し(ありのとうをつむごとし)
- 砂を集めて塔を積む(いさごをあつめてとうをつむ)
- 金と塵は積もるほど汚い(かねとちりはつもるほどきたない)
- 蛍雪の功を積む(けいせつのこうをつむ)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ)
- 積薪の嘆(せきしんのたん)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 積土山を成す(せきどやまをなす)
「毀」を含むことわざ
- 積毀骨を銷す(せっきほねをしょうす)
- 誉れは毀りの基(ほまれはそしりのもと)
「骨」を含むことわざ
- 朝に紅顔ありて夕べに白骨となる(あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 犬骨折って鷹の餌食(いぬほねおってたかのえじき)
- 馬の骨(うまのほね)
- 恨み骨髄に徹す(うらみこつずいにてっす)
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
- 寒林に骨を打つ(かんりんにほねをうつ)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 気骨がある(きこつがある)
- 気骨が折れる(きぼねがおれる)
「銷」を含むことわざ
- 積毀骨を銷す(せっきほねをしょうす)
