積羽舟を沈む
「積羽舟を沈む」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「砂長じて巌となる」などがあります。
積羽舟を沈む
せきうふねをしずむ
| 言葉 | 積羽舟を沈む |
|---|---|
| 読み方 | せきうふねをしずむ |
| 意味 | 一枚では手に載せても分からぬほどの重さでも、舟底に積み上がればその舟を水の底へ沈める。ごく軽いものが数を得たとき、支えていたはずのものを壊す側に回る。
張儀が魏王を説くのに用いた言葉とされる。 |
| 出典 | 『史記』張儀列伝 |
| 異形 | 積羽、舟を沈む(せきう、ふねをしずむ) |
| 場面 | 積み重ね / 数が多い |
| 類句 | 砂長じて巌となる(いさごちょうじていわおとなる) |
| 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる) | |
| 積土山を成す(せきどやまをなす) | |
| 群軽軸を折る(ぐんけいじくをおる) | |
| 使用語彙 | 積 / 舟 / 沈む |
| 使用漢字 | 積 / 羽 / 舟 / 沈 |
「積」を含むことわざ
- 砂を集めて塔を積む(いさごをあつめてとうをつむ)
- 金と塵は積もるほど汚い(かねとちりはつもるほどきたない)
- 蛍雪の功を積む(けいせつのこうをつむ)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 積悪の家には必ず余殃あり(せきあくのいえにはかならずよおうあり)
- 積薪の嘆(せきしんのたん)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 積土山を成す(せきどやまをなす)
- 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
- 針を蔵に積む(はりをくらにつむ)
「羽」を含むことわざ
- 羽觴を飛ばす(うしょうをとばす)
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- 尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
- 数を言うまい羽織りの紐(かずをいうまいはおりのひも)
- 烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 孔雀は羽ゆえ人に捕らる(くじゃくははねゆえひとにとらる)
- 白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)
- 切羽詰まる(せっぱつまる)
- 弦なき弓に羽抜け鳥(つるなきゆみにはぬけどり)
- 羽が利く(はがきく)
「舟」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
- 小舟の宵拵え(こぶねのよいごしらえ)
- 高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
- 助け舟を出す(たすけぶねをだす)
- 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
- 呑舟の魚(どんしゅうのうお)
- 乗り掛かった舟(のりかかったふね)
- 舟盗人を徒歩で追う(ふなぬすびとをかちでおう)
- 舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
