「同」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「同」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
同い年の夫婦は仲が良く、いつも笑ってばかりいるので、火吹き竹を吹いて火をおこすためのふくれっ面もできないということ。
同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
一見無関係のように見えて、実は同類・仲間であることのたとえ。 多くは悪事をはたらく仲間のことをいう。 「同じ穴」は「一つ穴」とも、「貉」は「狸」「狐」ともいう。
同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
同じ職場で働いたり苦楽を共にしたりすること。また、そのように過ごす親しい仲間のこと。 「一つ釜の飯を食う」ともいう。
同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
同じような趣味や考え方の人間は、自然と集まって仲間になるということ。
同気相求む(どうきあいもとむ)
気の合う者同士は、自然と寄り集まるということ。 「同気」は同じ気質のこと。
同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
仲が悪い者同士や見知らぬ者同士でも、いざという時は助け合うことのたとえ。 同じ舟に乗り合わせた人々は、舟が沈みそうな時は力を合わせて助け合うとの意から。
同日の談にあらず(どうじつのだんにあらず)
差がありすぎて、比べものにならない。同じ基準で語ることはできない。
同日の論にあらず(どうじつのろんにあらず)
差がありすぎて、比べものにならない。同じ基準で語ることはできない。
同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)
同じような境遇や立場にある者は、互いの気持ちがよくわかるので同情し合うということ。 同じ病気の者同士は、互いにその苦痛がわかるので同情し合うとの意から。
同類相求む(どうるいあいもとむ)
同じたぐいの者同士は、自然に求め合って寄り集まるということ。
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