「覆」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「覆」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 3 件
覆車の戒め(ふくしゃのいましめ)
先人の失敗が後人の戒めになることのたとえ。 「覆車」は車がひっくり返ること。 車が覆るのを見て、後の車は教訓とするとの意から。
覆水、盆に返らず(ふくすい、ぼんにかえらず)
離縁した夫婦の仲はもとどおりにならないことのたとえ。また、一度してしまったことは取り返しがつかないというたとえ。 中国の太公望が出世して斉に封ぜられた時、離縁した妻が復縁を求めてやってきた。太公望は盆の水をひっくり返し「こぼれた水を元に戻せたら希望通りにしよう」と言って復縁を断ったという故事から。
覆轍を踏む(ふくてつをふむ)
前の人と同じような失敗を繰り返すことのたとえ。 「轍」は、車のわだちのこと。 転倒した前の車のわだちをたどり、同じように転倒するとの意から。 「前轍を踏む」「轍を踏む」「覆轍を踏む」ともいう。
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