「灸」を含む故事・ことわざ・慣用句
「灸」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
石に灸(いしにきゅう)
いくらやっても効き目のないこと、無駄なことのたとえ。
お灸を据える(おきゅうをすえる)
懲らしめるために、強く叱ったり罰を与えたりすること。
皮切りの一灸(かわきりのひとひ)
なんでも最初は苦しいものだというたとえ。一番初めにすえる灸が、ひどく熱いと感じられることから。
灸を据える(きゅうをすえる)
懲らしめるために、強く叱ったり罰を与えたりすること。
雪駄の裏に灸(せったのうらにきゅう)
長居をする客を早く帰らせるためのおまじない。 「草履に灸」ともいう。
草履に灸(ぞうりにきゅう)
長居をする客を早く帰らせるためのおまじない。 「草履に灸」ともいう。
土に灸(つちにきゅう)
いくらやっても効き目のないこと、無駄なことのたとえ。
遠くの火事、背中の灸(とおくのかじ、せなかのきゅう)
遠くの大事件より自分に関係する小事のほうが気にかかるというたとえ。
飛脚に三里の灸(ひきゃくにさんりのきゅう)
勢いのあるものにさらに勢いをつけるたとえ。「三里」は、膝頭の下の灸点で、ここに灸をすえると足を丈夫にするといわれている。足の速い飛脚が三里に灸をすえれば、さらに足が強くなることから。