「灸」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 8 件
「灸」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
石に灸(いしにきゅう)
灸は肌に熱を通してこそ効くのに、石にすえたところで熱も痛みも伝わらない。 どれだけ手をかけても相手に少しも届かず、かけた労がまるごと空へ消えてしまうことのたとえ。 同じ意味の言い方に「土に灸」がある。
皮切りの一灸(かわきりのひとひ)
なんでも最初は苦しいものだというたとえ。一番初めにすえる灸が、ひどく熱いと感じられることから。
灸を据える(きゅうをすえる)
懲らしめるために、強く叱ったり罰を与えたりすること。
薬の灸は身に熱く、毒な酒は甘い(くすりのきゅうはみにあつく、どくなさけはあまい)
ためを思う忠告ほど受け取るのがつらく、身を滅ぼす誘いほどすんなり受け入れられるということ。 効き目のある灸はやけどするほど熱いのに、体を壊す酒は口当たりがよいことにたとえた。
雪駄の裏に灸(せったのうらにきゅう)
長居をする客を早く帰らせるためのおまじない。 「草履に灸」ともいう。
土に灸(つちにきゅう)
土くれに灸をすえても、そこには治すべき体がない。 はじめから効き目の生まれようがない相手に手を尽くす、いたずらな骨折りをいう。 先にあった「石に灸」から生まれた言い方といわれる。
遠くの火事、背中の灸(とおくのかじ、せなかのきゅう)
遠くの大事件より自分に関係する小事のほうが気にかかるというたとえ。
飛脚に三里の灸(ひきゃくにさんりのきゅう)
勢いのあるものにさらに勢いをつけるたとえ。「三里」は、膝頭の下の灸点で、ここに灸をすえると足を丈夫にするといわれている。足の速い飛脚が三里に灸をすえれば、さらに足が強くなることから。
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