御多分に洩れず
ことわざ「御多分に洩れず」(ごたぶんにもれず)の意味・読み方を解説します。
御多分に洩れず
ごたぶんにもれず
| 言葉 | 御多分に洩れず |
|---|---|
| 読み方 | ごたぶんにもれず |
| 意味 | ほかの多くの人や物事と同じように、それもまたその例に当てはまるさま。それひとつが例外として別扱いを受けはしない、と言い表す。
「御多分」は、世の中の大方の人や物事、そのありふれた例を指す。その中から「洩れない」、つまり大勢の側に入っている、の意である。 不景気のあおりを受けるなど、ありがたくない出来事について言う場合が多く、よい事柄にはあまり使わない。なお、よく似た使われ方をする言葉に、例に洩れずがある。 |
| 例文 | クラスで風邪がはやり、弟も御多分に洩れず熱を出して学校を休んだ。 |
| 場面 | 当たり前 |
| 使用漢字 | 御 / 多 / 分 / 洩 |
「御」を含むことわざ
- 晏子の御(あんしのぎょ)
- 芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)
- 御釜が割れる(おかまがわれる)
- 御釜を起こす(おかまをおこす)
- お釈迦様でも御存知あるまい(おしゃかさまでもごぞんじあるまい)
- 御髭の塵を払う(おひげのちりをはらう)
- 御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
- お安い御用(おやすいごよう)
- 御の字(おんのじ)
- 客星御座を犯す(かくせいぎょざをおかす)
「多」を含むことわざ
- 愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
- 悪人には友多し(あくにんにはともおおし)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 紈袴は餓死せず、儒冠は多く身を誤る(がんこはがしせず、じゅかんはおおくみをあやまる)
- 気が多い(きがおおい)
「分」を含むことわざ
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 文目も分かず(あやめもわかず)
- 一分が立つ(いちぶんがたつ)
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 浮世は一分五厘(うきよはいちぶごりん)
- 鎹分別(かすがいふんべつ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
「洩」を含むことわざ
- 御多分に洩れず(ごたぶんにもれず)
- 天機洩らすべからず(てんきもらすべからず)
- 例に洩れず(れいにもれず)
