穏座の初物
ことわざ「穏座の初物」(おんざのはつもの)の意味・読み方を解説します。
穏座の初物
おんざのはつもの
| 言葉 | 穏座の初物 |
|---|---|
| 読み方 | おんざのはつもの |
| 意味 | 収穫の盛りが過ぎてから実った野菜や果物は、その年に初めてとれた品と同じように喜ばれ、値打ちのある物として扱われる。
また、物事が終わりぎわによい結果を見せることや、高齢の人がめずらしい手柄を挙げること、年齢を重ねてから学問や芸ごとの腕が花開くことにもたとえる。 「穏座」とは、宮中などで改まった宴がすんだのちに、くつろいで開く酒や音楽の席をいう。それが、盛りのころを過ぎた物、なかでも野菜や果物を指す言葉にもなった。時期遅れの野菜や果物そのものは「穏座初物」「終わり初物」とも呼ぶ。 |
| 例文 | 祖父は七十歳を過ぎてから書き始めた小説で賞をもらい、家族は穏座の初物だと言って喜んだ。 |
| 場面 | 老人 / 物事の終わり / 野菜・果物 |
| 使用漢字 | 穏 / 座 / 初 / 物 |
「穏」を含むことわざ
- 穏座の初物(おんざのはつもの)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
「座」を含むことわざ
- 胡座で川(あぐらでかわ)
- 胡座をかく(あぐらをかく)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 居候角な座敷を丸く掃き(いそうろうかくなざしきをまるくはき)
- お座敷が掛かる(おざしきがかかる)
- 客星御座を犯す(かくせいぎょざをおかす)
- 器量は当座の花(きりょうはとうざのはな)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 座が白ける(ざがしらける)
- 座がもたない(ざがもたない)
「初」を含むことわざ
- 最初で最後(さいしょでさいご)
- 初心に返る(しょしんにかえる)
- 初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
- 初日が出る(しょにちがでる)
- 短気は未練の初め(たんきはみれんのはじめ)
- 冬至冬中冬初め(とうじふゆなかふゆはじめ)
- 初め有らざるなし、克く終わりあるは鮮し(はじめあらざるなし、よくおわりあるはすくなし)
- 初めの勝ちは糞勝ち(はじめのかちはくそがち)
- 初物七十五日(はつものしちじゅうごにち)
- 人の初言は咎めぬもの(ひとのういごとはとがめぬもの)
