糧を敵に借る
ことわざ「糧を敵に借る」(かてをてきにかる)の意味・読み方を解説します。
糧を敵に借る
かてをてきにかる
| 言葉 | 糧を敵に借る |
|---|---|
| 読み方 | かてをてきにかる |
| 意味 | 張り合っている相手やその力を、うまく自分のために使いこなすことのたとえ。
戦場で、敵方の食べ物を奪い取って、自分の兵の食事に当てる意から。 「糧」は、命をつなぐための食べ物。「借る」は「借りる」の昔の形。 反対に、こちらの物を差し出して相手に力をつけさせてしまう場合は「敵に糧」という。 |
| 例文 | 相手から取った駒を自分の駒として打てる将棋では、まさに糧を敵に借るような攻め方ができる。 |
| 場面 | 策略 / 敵 |
| 使用漢字 | 糧 / 敵 / 借 |
「糧」を含むことわざ
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにかてをもたらす)
- 糧を捨てて船を沈む(かてをすててふねをしずむ)
- 糧を敵に借る(かてをてきにかる)
- 敵に糧(てきにかて)
「敵」を含むことわざ
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招け(あくにんのともをすててぜんにんのかたきをまねけ)
- 怒りは敵と思え(いかりはてきとおもえ)
- 一日敵を縦せば数世の患い(いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 敵の前より借金の前(かたきのまえよりしゃっきんのまえ)
- 金が敵(かねがかたき)
- 金は命の親、命の敵(かねはいのちのおや、いのちのかたき)
- 昨日の敵は今日の友(きのうのてきはきょうのとも)
「借」を含むことわざ
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 貸し借りは他人(かしかりはたにん)
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる(かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる)
- 敵の前より借金の前(かたきのまえよりしゃっきんのまえ)
- 鰹節と砥石の借り入れはない(かつおぶしとといしのかりいれはない)
- 金の貸し借り不和の基(かねのかしかりふわのもと)
- 借り受け人に立つとも人請け人に立つな(かりうけにんにたつともひとうけにんにたつな)
- 借り着より洗い着(かりぎよりあらいぎ)
