鰹節と砥石の借り入れはない
ことわざ「鰹節と砥石の借り入れはない」の意味・読み方を解説します。
鰹節と砥石の借り入れはない
かつおぶしとといしのかりいれはない
| 言葉 | 鰹節と砥石の借り入れはない |
|---|---|
| 読み方 | かつおぶしとといしのかりいれはない |
| 意味 | 鰹節や砥石のように、使うほどにすり減っていく物は、人から借りても同じ形のままでは返せない。だから、借りたつもりでも、減った分は結局ただでもらったも同然だということ。
鰹節は削ってだしを取るたびに小さくなり、砥石も刃物をとぐたびに少しずつ削れていく。句の終わりの「借り入れはない」は、そもそも借りたうちに数えられない、の意。 砥石の代わりに巻紙を挙げた「鰹節と巻紙の借り入れはない」という句もある。巻紙も、手紙を書くたびに切り取って使う紙である。 |
| 例文 | 隣の家に砥石を貸したが、鰹節と砥石の借り入れはないというし、少しすり減って戻ってきても文句は言うまい。 |
| 場面 | 損得 |
| 使用漢字 | 鰹 / 節 / 砥 / 石 / 借 / 入 |
「鰹」を含むことわざ
- 鰹節と砥石の借り入れはない(かつおぶしとといしのかりいれはない)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 猫に鰹節(ねこにかつおぶし)
- 猫を追うより鰹節を隠せ(ねこをおうよりかつおぶしをかくせ)
- 目には青葉、山時鳥、初鰹(めにはあおば、やまほととぎす、はつがつお)
「節」を含むことわざ
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- お節介を焼く(おせっかいをやく)
- 箕山の節(きざんのせつ)
- 時節の梅花春風を待たず(じせつのばいかしゅんぷうをまたず)
- 節季の風邪は買っても引け(せっきのかぜはかってもひけ)
- 節制は最良の薬なり(せっせいはさいりょうのくすりなり)
- 節を折る(せつをおる)
- 倉廩実ちて礼節を知る(そうりんみちてれいせつをしる)
- 怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
「砥」を含むことわざ
- 鰹節と砥石の借り入れはない(かつおぶしとといしのかりいれはない)
- 砥の如し(とのごとし)
- 刃から出た錆は研ぐに砥石がない(やいばからでたさびはとぐにといしがない)
「石」を含むことわざ
- 朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 石、玉をつつみて山輝く(いし、たまをつつみてやまかがやく)
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 石で手を詰める(いしでてをつめる)
- 石に齧りついても(いしにかじりついても)
- 石に裃(いしにかみしも)
- 石に灸(いしにきゅう)
「借」を含むことわざ
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 貸し借りは他人(かしかりはたにん)
- 貸した物は忘れぬが借りたものは忘れる(かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる)
- 敵の前より借金の前(かたきのまえよりしゃっきんのまえ)
- 金の貸し借り不和の基(かねのかしかりふわのもと)
- 借り受け人に立つとも人請け人に立つな(かりうけにんにたつともひとうけにんにたつな)
- 借り着より洗い着(かりぎよりあらいぎ)
- 借りて借り得、貸して貸し損(かりてかりどく、かしてかしぞん)
