下り坂に腰を押す
ことわざ「下り坂に腰を押す」の意味・読み方を解説します。
下り坂に腰を押す
くだりざかにこしをおす
| 言葉 | 下り坂に腰を押す |
|---|---|
| 読み方 | くだりざかにこしをおす |
| 意味 | 勢いを失って弱りはじめた人や物事に追い打ちをかけ、いっそう悪いほうへ追いやる行いのたとえ。
坂をくだっている人の腰を後ろから押せば、その人は足を止められず、なおさら速く下へ進むはめになる。これを、衰えかけたものをさらに弱らせることに見立てた。 句の中の「下り坂」は、さかんな時期が終わり、力がだんだん落ちていく時期のこと。人生の浮き沈みをいう上り坂あれば下り坂ありの「下り坂」も、同じ意味で用いた例である。 |
| 例文 | 客足が減って困っている商店街のすぐそばに大きな店を開くのは、下り坂に腰を押すふるまいだと批判された。 |
| 場面 | 衰える |
| 使用漢字 | 下 / 坂 / 腰 / 押 |
「下」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 商人は腹を売り、客は下より這う(あきんどははらをうり、きゃくはしたよりはう)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下の鳥は逃げる(あしもとのとりはにげる)
「坂」を含むことわざ
- 兎の登り坂(うさぎののぼりざか)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 傷持つ足の下り坂(きずもつあしのくだりざか)
- 京の着倒れ、大坂の食い倒れ(きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ)
- 京の夢大坂の夢(きょうのゆめおおさかのゆめ)
- 京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
- 口では大坂の城も建つ(くちではおおさかのしろもたつ)
- 外法の下り坂(げほうのくだりざか)
- 手習いは坂に車を押す如し(てならいはさかにくるまをおすごとし)
- 上り坂あれば下り坂あり(のぼりざかあればくだりざかあり)
「腰」を含むことわざ
- 一運二腰三拍子(いちうんにこしさんびょうし)
- 重い腰を上げる(おもいこしをあげる)
- 及び腰になる(およびごしになる)
- 腰が重い(こしがおもい)
- 腰が砕ける(こしがくだける)
- 腰が据わる(こしがすわる)
- 腰が強い(こしがつよい)
- 腰が抜ける(こしがぬける)
- 腰が低い(こしがひくい)
- 腰が弱い(こしがよわい)
