口でけなして心で褒める
ことわざ「口でけなして心で褒める」の意味・読み方を解説します。
口でけなして心で褒める
くちでけなしてこころでほめる
| 言葉 | 口でけなして心で褒める |
|---|---|
| 読み方 | くちでけなしてこころでほめる |
| 意味 | 口ではわざと手きびしいことを言っておきながら、胸の内ではその人の力やよさをしっかり認めていること。
「貶す」は、相手のおとった点をわざわざ並べて、悪く言うという意味。表向きは辛口でも、その裏には相手を大切に思って見守る温かい気持ちがひそむものだ、と人の心の奥をとらえている。 反対に、うわべは愛想よくふるまいながら腹の中では相手をおとしいれようとたくらむことは、口に蜜あり、腹に剣ありと言い表す。 漢字では「口で貶して心で褒める」、また「口で貶して心でほめる」とも書く。 |
| 例文 | 祖父はぼくの描いた絵を見て「まだまだ下手だな」と笑ったが、その絵を額に入れて居間に飾っている。あれこそ口でけなして心で褒めるだ。 |
| 場面 | 評価 / 愛情 / 口 |
| 使用漢字 | 口 / 心 / 褒 |
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 一口に出ずるが如し(いっこうにいずるがごとし)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
