靴を度りて足を削る
ことわざ「靴を度りて足を削る」の意味・読み方を解説します。
靴を度りて足を削る
くつをはかりてあしをけずる
| 言葉 | 靴を度りて足を削る |
|---|---|
| 読み方 | くつをはかりてあしをけずる |
| 意味 | 物事を進める手順や、ものの順番がひっくり返っていて、やることがあべこべだというたとえ。
「度る」は、物の長さや大きさをはかること。靴は本来、はく人の足に合う寸法のものを選ぶはずなのに、先に靴のほうの寸法をはかっておき、その靴に収まるように自分の足を削り落とすという意から。 足を削り落として履物に合うようにするという言い表し方は、昔の中国の古典『淮南子(えなんじ)』の「説林訓(ぜいりんくん)」にも出てきて、四字熟語では削足適履という。順番が逆さまの場合に使う句には、ほかに馬も買わずに鞍買うがある。 |
| 例文 | 置きたい家具を先に買い込み、それが収まるように家の間取りを工事で変えるなんて、靴を度りて足を削るような話だ。 |
| 場面 | 物事の順序 / 道理に合わない |
| 使用漢字 | 靴 / 度 / 足 / 削 |
「靴」を含むことわざ
- 靴を度りて足を削る(くつをはかりてあしをけずる)
- 靴を隔てて痒きを搔く(くつをへだててかゆきをかく)
「度」を含むことわざ
- 秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
- 明後日紺屋に今度鍛冶屋(あさってこうやにこんどかじや)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 一度あることは二度ある(いちどあることはにどある)
- 一度死ねば二度死なぬ(いちどしねばにどしなぬ)
- 一度はままよ二度はよし(いちどはままよにどはよし)
- 一度焼けた山は二度は焼けぬ(いちどやけたやまはにどはやけぬ)
- 一饋に十度立つ(いっきにとたびたつ)
- 韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)
「足」を含むことわざ
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 足搔きが取れない(あがきがとれない)
- 悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議するに足らず(あくいあくしょくをはずるものは、いまだともにぎするにたらず)
- 揚げ足取り(あげあしとり)
- 揚げ足を取る(あげあしをとる)
- 足がある(あしがある)
- 足が重い(あしがおもい)
- 足が竦む(あしがすくむ)
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着く(あしがちにつく)
