股掌の上に玩ぶ
ことわざ「股掌の上に玩ぶ」の意味・読み方を解説します。
股掌の上に玩ぶ
こしょうのうえにもてあそぶ
| 言葉 | 股掌の上に玩ぶ |
|---|---|
| 読み方 | こしょうのうえにもてあそぶ |
| 意味 | 相手を手の中のおもちゃのように扱い、こちらの思うとおりに動かすたとえ。
「股掌」の「股」は太もも、「掌」は手のひらのこと。ひざの上や手のひらにのせた物をいじり回すように、人や国を自由自在に操るという意味。 もとは中国の『国語』呉語にある話。呉王の夫差が越からの和平の申し出を受けようとしたとき、家臣の申胥(伍子胥)が「越の重臣の文種(大夫種)は勇ましいうえに計略にもすぐれ、いずれ呉の国を股掌の上にもてあそぶつもりだ」と言って、和平に応じないよう王をいさめた。 よく似た言葉に手玉に取るがある。 |
| 例文 | 老練な交渉役は、若い相手を股掌の上に玩ぶかのように話を運び、こちらに有利な条件をのませた。 |
| 出典 | 『国語』呉語 |
| 場面 | 他人 / 思いどおりになる |
| 使用漢字 | 股 / 掌 / 上 / 玩 |
「股」を含むことわざ
- 韓信の股くぐり(かんしんのまたくぐり)
- 木の股から生まれる(きのまたからうまれる)
- 股肱の臣(ここうのしん)
- 小股が切れ上がる(こまたがきれあがる)
- 小股を掬う(こまたをすくう)
- 二股を掛ける(ふたまたをかける)
- 股に掛ける(またにかける)
- 股を刺して書を読む(ももをさしてしょをよむ)
- 欲の熊鷹、股裂くる(よくのくまたか、またさくる)
「掌」を含むことわざ
- 孤掌鳴らし難し(こしょうならしがたし)
- 掌上に運らす(しょうじょうにめぐらす)
- 掌中に収める(しょうちゅうにおさめる)
- 掌中の珠(しょうちゅうのたま)
- 掌の内(たなごころのうち)
- 掌を合わす(たなごころをあわす)
- 掌を返す(たなごころをかえす)
- 掌を指す(たなごころをさす)
- 握れば拳、開けば掌(にぎればこぶし、ひらけばてのひら)
- 指を惜しんで掌を失う(ゆびをおしんでてのひらをうしなう)
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
「玩」を含むことわざ
- 玩具にする(おもちゃにする)
- 玩具箱を引っ繰り返したよう(おもちゃばこをひっくりかえしたよう)
- 股掌の上に玩ぶ(こしょうのうえにもてあそぶ)
