終始一の如し
ことわざ「終始一の如し」の意味・読み方を解説します。
終始一の如し
しゅうしいつのごとし
| 言葉 | 終始一の如し |
|---|---|
| 読み方 | しゅうしいつのごとし |
| 意味 | 物事に取りかかったときから終えるときまで、心構えや行いがずっと同じで、途中で少しもぶれないこと。
「終始」は始めと終わり、「一の如し」はひとつのものと変わらない、つまり同じだということ。 『荀子』の礼論が出どころで、人の誕生を始まり、死を終わりと見て、徳のある人は始まりを敬い、終わりにも気をゆるめず、両方に同じだけ心を配るのが人の道だとする。 四字熟語の「終始如一」は、この句を漢字四つで表した形。また、意味が似通った言葉に「終始一貫」がある。 |
| 例文 | 祖父は若いころから八十歳を過ぎた今まで、毎朝五時に起きて店の前を掃いている。その暮らしぶりは終始一の如しと言ってよい。 |
| 出典 | 『荀子』礼論 |
| 場面 | 信念を貫く / 変化しない |
| 使用語彙 | 終始 / 如し |
| 使用漢字 | 終 / 始 / 一 / 如 |
「終」を含むことわざ
- 一巻の終わり(いっかんのおわり)
- 終わりよければすべてよし(おわりよければすべてよし)
- 終わりを告げる(おわりをつげる)
- 終わりを全うする(おわりをまっとうする)
- 空振りに終わる(からぶりにおわる)
- 細行を矜まざれば終に大徳を累わす(さいこうをつつしまざればついにだいとくをわずらわす)
- 終止符を打つ(しゅうしふをうつ)
- 小人は始め有りて終わり無し(しょうじんははじめありておわりなし)
- 末始終より今の三十(すえしじゅうよりいまのさんじゅう)
- 馳走終わらば油断すな(ちそうおわらばゆだんすな)
「始」を含むことわざ
- 愛は憎悪の始め(あいはぞうおのはじめ)
- 逢うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 今に始まったことではない(いまにはじまったことではない)
- 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 隗より始めよ(かいよりはじめよ)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 始末が悪い(しまつがわるい)
- 始末に負えない(しまつにおえない)
- 始末を付ける(しまつをつける)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
