一巻の終わりとは
一巻の終わり
いっかんのおわり
言葉 | 一巻の終わり |
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読み方 | いっかんのおわり |
意味 | 一巻からなる物語が終了すること、転じて死ぬこと。または、手遅れであること。
活動写真の弁士(上映の進行を説明する人)が上映の終わりに言う決まり文句。 |
類句 | 事ここに至る(ことここにいたる) |
万事休す(ばんじきゅうす) | |
使用語彙 | 一巻 |
使用漢字 | 一 / 巻 / 終 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「巻」を含むことわざ
- 圧巻(あっかん)
- 渦に巻き込まれる(うずにまきこまれる)
- 渦を巻く(うずをまく)
- 渦中に巻き込まれる(かちゅうにまきこまれる)
- 管を巻く(くだをまく)
- 喧嘩過ぎての向こう鉢巻(けんかすぎてのむこうはちまき)
- 舌を巻く(したをまく)
- 尻尾を巻く(しっぽをまく)
- とぐろを巻く(とぐろをまく)
- 塒を巻く(とぐろをまく)
- 長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
- 螺子を巻く(ねじをまく)
- 旗を巻く(はたをまく)
- 坊主の鉢巻き(ぼうずのはちまき)
- 巻き添えを食う(まきぞえをくう)
「終」を含むことわざ
- 終わりよければすべてよし(おわりよければすべてよし)
- 終わりを全うする(おわりをまっとうする)
- 空振りに終わる(からぶりにおわる)
- 終止符を打つ(しゅうしふをうつ)
- 末始終より今の三十(すえしじゅうよりいまのさんじゅう)
- 馳走終わらば油断すな(ちそうおわらばゆだんすな)
- 終の住処(ついのすみか)
- 終の別れ(ついのわかれ)
- 始めあるものは必ず終わりあり(はじめあるものはかならずおわりあり)
- 始めよければ終りよし(はじめよければおわりよし)
- 美人の終わりは猿になる(びじんのおわりはさるになる)
- 不発に終わる(ふはつにおわる)
- 物には始めあり終わりあり(ものにははじめありおわりあり)
- 有終の美を飾る(ゆうしゅうのびをかざる)
- 礼に始まり、乱に終わる(れいにはじまり、らんにおわる)
- 我が事終わる(わがことおわる)