十月の投げ木
ことわざ「十月の投げ木」の意味・読み方・異形などを解説します。
十月の投げ木
じゅうがつのなげき
| 言葉 | 十月の投げ木 |
|---|---|
| 読み方 | じゅうがつのなげき |
| 意味 | 陰暦でいう十月の時分は、木を別の場所へ移して植えるのに一年でいちばん向いた時期だということ。その時分なら、抜いた木を地面に投げ出しておいただけで、しっかり根を張ってしまうと言われた。
「陰暦」は月の満ち欠けをもとにした昔のこよみで、その十月は、いまのこよみに直すと、だいたい十一月前後になる。「投げ木」は、植えずに投げ出したままの木のこと。 陰暦の月ごとに、木を切るなどの仕事の向き不向きを言い表した言い習わしには、ほかに「木七竹八塀十郎」がある。 |
| 例文 | 祖父は「十月の投げ木って言うだろう」と、庭の梅を植えかえるのを十一月まで待った。 |
| 異形 | 十月の投げ付き(じゅうがつのなげつき) |
| 場面 | 季節 / 機会 / 木 |
| 使用語彙 | 十月 |
| 使用漢字 | 十 / 月 / 投 / 木 / 付 |
「十」を含むことわざ
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一饋に十度立つ(いっきにとたびたつ)
- 一薫一蕕十年なお臭あり(いっくんいちゆうじゅうねんなおしゅうあり)
- 一狐裘三十年(いっこきゅうさんじゅうねん)
- 今参り二十日(いままいりはつか)
「月」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- 新たなる月(あらたなるつき)
- Rのない月の牡蠣はよくない(あーるのないつきのかきはよくない)
- 一竿の風月(いっかんのふうげつ)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
「投」を含むことわざ
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 暗投(あんとう)
- 意気投合する(いきとうごうする)
- 一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)
- 一石を投じる(いっせきをとうじる)
- 命を投げ出す(いのちをなげだす)
- 唐へ投げ金(からへなげかね)
- 賽は投げられた(さいはなげられた)
- 匙を投げる(さじをなげる)
- 思案投げ首(しあんなげくび)
「木」を含むことわざ
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
- 争い木登り川渡り(あらがいきのぼりかわわたり)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
