順境は友を作り、逆境は友を試す
ことわざ「順境は友を作り、逆境は友を試す」の意味・読み方を解説します。
順境は友を作り、逆境は友を試す
じゅんきょうはともをつくり、ぎゃっきょうはともをためす
| 言葉 | 順境は友を作り、逆境は友を試す |
|---|---|
| 読み方 | じゅんきょうはともをつくり、ぎゃっきょうはともをためす |
| 意味 | 暮らしや仕事が上向きのときには人が大勢寄ってくるが、苦しい立場に立って初めて、そのうちのだれが心から頼れる友なのかが分かる、ということ。
順境は、何もかも思いどおりに進んでいる境遇。逆境は、その反対で、困りごとの多い境遇のこと。勢いのよいときに近づいてきた人のうちには、そのときだけの付き合いの人もいて、つらくなると離れていくことがある。厳しいときにも態度を変えずにそばにいてくれる人こそが本物の友だ、という教えを含む。 原文は英語で「Prosperity makes friends, adversity tries them.」といい、この「試す」は、友が本物かどうかを見きわめる意。共通する心を説いたことわざにまさかの時の友こそ真の友がある。 |
| 例文 | 会社が傾いたとたん、あれほど集まっていた仲間が去り、ただ一人残って手を貸してくれた同期を見て、順境は友を作り、逆境は友を試すは真実だと身にしみた。 |
| 場面 | 友人 / 友情 |
| 使用漢字 | 順 / 境 / 友 / 作 / 逆 / 試 |
「順」を含むことわざ
- 風に順いて呼ぶ(かぜにしたがいてよぶ)
- 耳順(じじゅん)
- 順境は友を作り、逆境は友を試す(じゅんきょうはともをつくり、ぎゃっきょうはともをためす)
- 順風に帆を上げる(じゅんぷうにほをあげる)
「境」を含むことわざ
- 順境は友を作り、逆境は友を試す(じゅんきょうはともをつくり、ぎゃっきょうはともをためす)
- 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする)
- 漸く佳境に入る(ようやくかきょうにいる)
「友」を含むことわざ
- 悪人には友多し(あくにんにはともおおし)
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招け(あくにんのともをすててぜんにんのかたきをまねけ)
- 得難きは時、逢い難きは友(えがたきはとき、あいがたきはとも)
- 益者三友損者三友(えきしゃさんゆうそんしゃさんゆう)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 親ずれより友ずれ(おやずれよりともずれ)
- 賢い人には友がない(かしこいひとにはともがない)
- 金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう)
- 昨日の敵は今日の友(きのうのてきはきょうのとも)
- 昨日の友は今日の敵(きのうのともはきょうのてき)
「作」を含むことわざ
- 秋荒れ半作(あきあれはんさく)
- 秋日和半作(あきびよりはんさく)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 一日作さざれば一日食らわず(いちじつなさざればいちじつくらわず)
- 一生の不作(いっしょうのふさく)
- 色を作す(いろをなす)
- 斧を磨いて鍼を作る(おのをみがいてはりをつくる)
- 女の足駄にて作れる笛には秋の鹿寄る(おんなのあしだにてつくれるふえにはあきのしかよる)
- 会心の作(かいしんのさく)
「逆」を含むことわざ
- 髪の毛を逆立てる(かみのけをさかだてる)
- 逆旅(げきりょ)
- 逆鱗(げきりん)
- 逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
- 下種の逆恨み(げすのさかうらみ)
- 逆立ちしても(さかだちしても)
- 逆手に取る(さかてにとる)
- 逆捩を食わせる(さかねじをくわせる)
- 神経を逆撫でする(しんけいをさかなでする)
- 忠言、耳に逆らう(ちゅうげん、みみにさからう)
「試」を含むことわざ
- 順境は友を作り、逆境は友を試す(じゅんきょうはともをつくり、ぎゃっきょうはともをためす)
- 物は試し(ものはためし)
