「友情」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 40 件
「友情」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全40件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
飽かぬ仲(あかぬなか)
一緒にいても嫌にならず、情が尽きない関係。親密で心の通う仲。
一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
初めて顔を合わせたその場で、昔なじみの友と変わらぬほど心が通い合うこと。 「一見」は初対面、「旧」は古い付き合いの意。
魚と水(うおとみず)
魚は水を離れれば生きてゆけない。それと同じで、一方を欠いては立ちゆかない結びつき。君臣にも友どうしにもいい、そばを空けられぬ間柄をさす。
同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
同じ職場で働いたり苦楽を共にしたりすること。また、そのように過ごす親しい仲間のこと。 「一つ釜の飯を食う」ともいう。
肝胆相照らす(かんたんあいてらす)
互いに心の底まで打ち解けて親しく付き合うことのたとえ。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、転じて心の奥底の意。
肝胆を披く(かんたんをひらく)
心を開いて打ち明けること。
管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
お互いを理解して心から信じ合った友人付き合いのこと。中国、春秋時代の管仲と鮑叔という二人は若い時から仲が良く、終生変わらぬ友情を持ち続けたという故事から。
款を通じる(かんをつうじる)
親しく交わりを結ぶこと。転じて、敵に内通すること。
気が置けない(きがおけない)
気兼ねや遠慮の必要がなく親しく付き合えるようす。
旧交を温める(きゅうこうをあたためる)
長く会わずにいた友と再び行き来して、昔ながらの親しさをよみがえらせること。
胸襟を開く(きょうきんをひらく)
心の中に思っていることをすっかり打ち明けること。「胸襟」は、胸と襟から転じて心の中の意。
金石の交わり(きんせきのまじわり)
堅い友情で結ばれた、変わらない交わりのこと。 「金石」は、金と石で、きわめて堅いことのたとえ。
金蘭の契り(きんらんのちぎり)
きわめて親密な交わりのこと。 その交わりの堅さは金をも断つほどであり、その美しさは薫り高い蘭のようであるとの意から。
君子の交わりは淡きこと水のごとし(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
行き来は薄くとも、切れずに続くのが人物のできた者どうしの付き合いである。濃く甘い結びつきは、うまみが尽きた途端にほどけてしまう。
傾蓋、故の如し(けいがい、このごとし)
道端でひとたび言葉を交わしただけの相手と、長く付き合ってきた間柄のように心を許し合うこと。 「傾蓋」は行き合った車どうしが日よけを傾け寄せる意で、車を止めたわずかの間の立ち話をいう。讒言で獄につながれた鄒陽が、白髪になるまで交わっても他人のままの仲があるのと並べ、人を見る目の確かさを君主に訴えたときに引いた古いことわざ。
膠漆の交わり(こうしつのまじわり)
きわめて親しく堅い交わりのたとえ。 「膠漆」は、にかわとうるし。 にかわとうるしで塗り固めて離れられないような交わりとの意から。
心が通う(こころがかよう)
お互いに気持ちを理解しあって、通じあうこと。 「心が通ずる」ともいう。
差しつ差されつ(さしつさされつ)
親しく酒を飲む様子。互いに酒を注ぎ合うという意味から。
性が合う(しょうがあう)
お互いの気持ちが通じ合うこと。
杵臼の交わり(しょきゅうのまじわり)
雇う側と雇われる側という隔たりを置かずに結ばれた交わり。後漢の公沙穆は学資に窮して呉祐の家で米つきに雇われたが、その学識を知った呉祐が対等の友として遇したという故事による。
心腹の友(しんぷくのとも)
何ひとつ隠しごとのない間柄の相手。 繕いも遠慮も置かずに付き合える一人をいう。
爾汝の交わり(じじょのまじわり)
きわめて親密な交わりのたとえ。「爾汝」は、お前・貴様の意。相手をお前・貴様と遠慮なく呼び合うような親しい交際の意から。
城府を設けず(じょうふをもうけず)
誰に対しても心に囲いを作らず、身構えずに人と向き合う気質。城府は城壁と役所の建物で、外の者を締め出す構えをいう。
水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
隔てを置かず深く通じ合った仲。蜀の劉備が、新参の諸葛孔明を厚く用いるのを古参の将が快く思わなかったとき、孔明を欠いた自分は水を失った魚だと答えたことに基づく。
善を責むるは朋友の道なり(ぜんをせむるはほうゆうのみちなり)
善い行いをするように勧めるのが、友としての大切な務めだということ。「責むる」は、当然なすべき事を勧めるという意。
断金の交わり(だんきんのまじわり)
深い友情で結ばれた親しい交わりのこと。金を断ち切るほどに堅い交際の意から。 「断金の契り」ともいう。
断琴の交わり(だんきんのまじわり)
相手だけが自分を分かってくれる、というほどの深い交友。伯牙は鍾子期を失うと、もはや聴く者はいないと弦を断ち切った。その二人の間柄をいう。
竹馬の友(ちくばのとも)
子供のころからの親友や幼馴染のこと。 「竹馬」は一本の竹の棒を馬に見立てたもの。 幼いころから竹馬で駆け回って一緒に遊んだ友達という意味から。
友と酒は古いほどいい(ともとさけはふるいほどいい)
友人は長い間付き合って気心の知れた人間がいいし、酒も長くねかせた古い酒がおいしいということ。
仲のよいで喧嘩する(なかのよいでけんかする)
仲が良ければ良いほど、互いに遠慮や我慢がなくなり、かえって喧嘩に発展することが多いということ。 親しい間柄であるがゆえに、意見や感情を率直に出し合い、衝突が生じやすくなることを表す言葉。
二千里の外、故人の心(にせんりのほか、こじんのこころ)
はるかな道のりを隔てた昔なじみを、月の下で胸に思い浮かべること。 白居易が中秋の名月に独り向かい、二千里の彼方にいる元稹を偲んで詠んだ句から。
莫逆の友(ばくぎゃくのとも)
非常に気の合う親友のこと。「莫逆」は「ばくげき」とも読み、心に逆らうことが莫(な)いという意。
膝を交える(ひざをまじえる)
同じ席で親しく話すこと。親しく語り合うこと。
布衣の交わり(ふいのまじわり)
肩書きを脇へ置いてつき合うこと。役に就いていない者どうしの、飾らない間柄をさす。
古い友達と古い葡萄酒に勝るものなし(ふるいともだちとふるいぶどうしゅにまさるものなし)
古い葡萄酒はこくがあって美味しいように、古い友達も気心が知れ、信頼できてよいものだということ。
刎頸の交わり(ふんけいのまじわり)
この人のためなら我が身がどうなっても構わないと、双方が腹を決めている間柄。 将軍の廉頗が藺相如に非を詫び、たがいに首を預け合う仲になったという。
朋友は六親に叶う(ほうゆうはりくしんにかなう)
親友は肉親に匹敵するほど大切だということ。「六親」は父・母・兄・弟・妻・子または父・子・兄・弟・夫・妻の称。
忘形の交わり(ぼうけいのまじわり)
容貌や地位などにとらわれない親しい交わり。
忘年の交わり(ぼうねんのまじわり)
何歳離れているかを数えずに結ぶ付き合い。上下の隔てを置かず、気の合うことだけを頼りに向き合う間柄をいう。
まさかの時の友こそ真の友(まさかのときのともこそしんのとも)
苦しい状況の時、助けてくれる友こそ本当の友だちだということ。
