素矢を食う
ことわざ「素矢を食う」の意味・読み方・異形などを解説します。
素矢を食う
すやをくう
| 言葉 | 素矢を食う |
|---|---|
| 読み方 | すやをくう |
| 意味 | 当てにして力を注いだのに、望んだ結果が得られず、かけた手間がすっかり無になること。
「素矢」は、ねらった的に当たらなかった矢のこと。この語だけでも、当てが外れることや、報われない骨折りの意味で使う。同じ意味で「素矢を引く」ともいう。 意味の似た句に、結果が見込みと違うことを言う「当てが外れる」や、努力が実を結ばないことを言う「無駄骨を折る」がある。 |
| 例文 | 何度も先方に足を運んで頼み込んだのに、話は立ち消えとなり、結局は素矢を食うだけだった。 |
| 異形 | 素矢を引く(すやをひく) |
| 場面 | 無駄骨折り / 期待できない |
| 使用漢字 | 素 / 矢 / 食 / 引 |
「素」を含むことわざ
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 絵事は素を後にす(かいじはそをのちにす)
- 素顔を見せる(すがおをみせる)
- 素引きの精兵(すびきのせいびょう)
- 素股が切れ上がる(すまたがきれあがる)
- 素封(そほう)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 塗り箸で素麺を食う(ぬりばしでそうめんをくう)
「矢」を含むことわざ
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 石に立つ矢(いしにたつや)
- 一矢を報いる(いっしをむくいる)
- 刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
- 雁は八百、矢は三本(がんははっぴゃく、やはさんぼん)
- 雁は八百、矢は三文(がんははっぴゃく、やはさんもん)
- 帰心、矢の如し(きしん、やのごとし)
- 光陰、矢の如し(こういん、やのごとし)
- 嚆矢(こうし)
- 三矢の教え(さんしのおしえ)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議するに足らず(あくいあくしょくをはずるものは、いまだともにぎするにたらず)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 淡きを食らい薄きを着る(あわきをくらいうすきをきる)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
