素引きの精兵
「素引きの精兵」の意味・読み方を解説します。類句に「畳の上の水練」などがあります。
素引きの精兵
すびきのせいびょう
| 言葉 | 素引きの精兵 |
|---|---|
| 読み方 | すびきのせいびょう |
| 意味 | 理屈や知識は立派に語れるのに、本番で腕前を試されると何もできない人を、ばかにした呼び名。
矢をかけずに弓の弦を引く動作を「素引き」という。 「精兵」は、強い弓を引きこなす射手のことで、読みを「せいへい」にする本もある。 弦を引く構えに限れば、腕の立つ射手そのものに映るところから、こう呼ぶ。 同類の句として畳の上の水練が挙げられる。 |
| 例文 | 戦術の本を読みあさっては監督に意見する彼も、試合に出ると一度もボールに触れず、仲間から素引きの精兵と呼ばれて笑いものにされている。 |
| 場面 | 役に立たない / 言行が伴わない |
| 類句 | 畳の上の水練(たたみのうえのすいれん) |
| 使用漢字 | 素 / 引 / 精 / 兵 |
「素」を含むことわざ
- 味も素っ気もない(あじもそっけもない)
- 絵事は素を後にす(かいじはそをのちにす)
- 素顔を見せる(すがおをみせる)
- 素封(そほう)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 塗り箸で素麺を食う(ぬりばしでそうめんをくう)
「引」を含むことわざ
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
- 朝比奈と首引き(あさひなとくびひき)
- 足を引っ張る(あしをひっぱる)
- 跡追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
- 後に引けない(あとにひけない)
- 後へ引かない(あとへひかない)
- 後を引く(あとをひく)
- 息精引っ張る(いきせいひっぱる)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪引く(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
「精」を含むことわざ
- 息精張る(いきせいはる)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
- 精魂を傾ける(せいこんをかたむける)
- 精彩を放つ(せいさいをはなつ)
- 精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)
- 精を出す(せいをだす)
- 丹精を込める(たんせいをこめる)
- 猫の精進(ねこのしょうじん)
- 百芸は一芸の精しきに如かず(ひゃくげいはいちげいのくわしきにしかず)
「兵」を含むことわざ
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにかてをもたらす)
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 知らぬ顔の半兵衛(しらぬかおのはんべえ)
- 短兵急(たんぺいきゅう)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
- 名無しの権兵衛(ななしのごんべえ)
- 生兵法は大怪我の基(なまびょうほうはおおけがのもと)
- 敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)
- 兵強ければ則ち滅ぶ(へいつよければすなわちほろぶ)
- 兵に常勢無し(へいにじょうせいなし)
