千番に一番の兼ね合い

ことわざ「千番に一番の兼ね合い」の意味・読み方を解説します。

言葉千番に一番の兼ね合い
読み方せんばんにいちばんのかねあい
意味千回やってみても、うまくいくのは一回あるかないかというほど、ものごとをやり遂げるのが難しいこと。成功の見込みがごくわずかな場合にいう。
「千番」は千回のことで、「一番」はその中の一回を指す。「兼ね合い」は釣り合いや程よい加減をいう言葉で、全体で、千回のうち一回ほどしかちょうどよく決まらないとする言い回しだ。略して「千番に一番」ともいう。
太宰治の小説『人間失格』に、この語を使った一節がある。人前でおどけて笑顔を見せながら、内心では必死に気を張っている主人公の様子を述べた箇所である。難しさをいう語に至難の業、見込みの低さをいう語に万に一つもがある。
例文あの難しい曲を本番で一音も外さずに弾ききるのは千番に一番の兼ね合いで、練習でもまだ一度しかできていない。
場面期待できない / 困難
使用漢字千 / 番 / 一 / 兼 / 合

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