一双の玉臂千人の枕
ことわざ「一双の玉臂千人の枕」の意味・読み方・異形などを解説します。
一双の玉臂千人の枕
いっそうのぎょくひせんにんのまくら
| 言葉 | 一双の玉臂千人の枕 |
|---|---|
| 読み方 | いっそうのぎょくひせんにんのまくら |
| 意味 | 美しい両腕が、入れかわり立ちかわり訪れる千人もの客の枕になることから、毎晩ちがう客の相手をする遊女の境遇を表す言葉。
「一双」は二つそろって一組のもの。「玉臂」の「玉」はほめる気持ちをそえる字で、美しいひじや腕のこと。遊女は、昔、遊郭などで客の相手をすることを仕事にしていた女性をいう。 「一双の玉手千人の枕」ともいう。中国の書物『円機活法』に見える句が起こりとされている。 |
| 例文 | 時代小説で遊女の暮らしを読み、一双の玉臂千人の枕という言葉の重さが少し分かった気がした。 |
| 異形 | 一双の玉手千人の枕(いっそうのぎょくしゅせんにんのまくら) |
| 場面 | 仕事 / 女 |
| 使用漢字 | 一 / 双 / 玉 / 臂 / 千 / 人 / 枕 / 手 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「双」を含むことわざ
- 一双の玉臂千人の枕(いっそうのぎょくひせんにんのまくら)
- 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)
- 双肩に担う(そうけんにになう)
- 双璧(そうへき)
- 不足奉公は双方の損(ふそくぼうこうはそうほうのそん)
「玉」を含むことわざ
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- 石、玉をつつみて山輝く(いし、たまをつつみてやまかがやく)
- 氏なくして玉の輿(うじなくしてたまのこし)
- 大目玉を食う(おおめだまをくう)
- お目玉を食う(おめだまをくう)
- 女は氏無うて玉の輿に乗る(おんなはうじのうてたまのこしにのる)
- 褐を被て玉を懐く(かつをきてたまをいだく)
- 雁の玉章(かりのたまずさ)
- 瓦は磨いても玉にならぬ(かわらはみがいてもたまにならぬ)
- 瓦も磨けば玉となる(かわらもみがけばたまとなる)
「臂」を含むことわざ
- 一双の玉臂千人の枕(いっそうのぎょくひせんにんのまくら)
- 一臂の力を仮す(いっぴのちからをかす)
- 咽喉右臂の地(いんこうゆうひのち)
- 猿臂を伸ばす(えんぴをのばす)
「千」を含むことわざ
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
「枕」を含むことわざ
- 石に漱ぎ、流れに枕す(いしにくちすすぎ、ながれにまくらす)
- 石に枕し流れに漱ぐ(いしにまくらしながれにくちすすぐ)
- 邯鄲の枕(かんたんのまくら)
- 北枕(きたまくら)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら)
- 先祖に討ち死にさせて高枕(せんぞにうちじにさせてたかまくら)
- 枕席に侍る(ちんせきにはべる)
- 長持枕にならず(ながもちまくらにならず)
- 枕を交わす(まくらをかわす)
