「もん」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「もん」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
門外漢(もんがいかん)
その事について専門家でない人や直接関係ない人。 「門」はその道、「漢」は男のことで、門外の男との意から。
門戸を成す(もんこをなす)
一家を興すたとえ。また、一派をつくるたとえ。 「門戸を張る」「門戸を構える」ともいう。
門戸を開く(もんこをひらく)
制限せずに、すべての人や物の出入りを自由にすること。
文殊も知恵のこぼれ(もんじゅもちえのこぼれ)
どんなに偉い人でも失敗することがあることのたとえ。 知恵をつかさどる文殊菩薩でさえ失敗することがあるとの意から。
門前市を成す(もんぜんいちをなす)
権勢や名声を慕い、多くの人が訪れることのたとえ。 門の前に大勢の人が集まって、まるで市場のようであるとの意から。
門前雀羅を張る(もんぜんじゃくらをはる)
訪れる人もなく、ひっそりしていることのたとえ。 「羅」は網のこと。 門前に雀(ずずめ)を捕る網が張れるほどさびれているとの意から。 単に「門前雀羅」ともいう。
門前の小僧、習わぬ経を読む(もんぜんのこぞう、ならわぬきょうをよむ)
普段から見聞きしていると、知らないうちに覚えてしまうことのたとえ。 寺の前に住んでいる子どもたちは、習わなくても自然に経を読めるようになるとの意から。
問題にならない(もんだいにならない)
比較や批判の対象とする価値がないこと。
門に入らば笠を脱げ(もんにいらばかさをぬげ)
礼儀の大切さを教えた言葉。また、礼儀は適切な場所で行えというたとえ。人の家の門内に入ったら笠を脱ぐのが礼儀だということから。
門を叩く(もんをたたく)
自分から弟子入りを志願して、入門すること。
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