「ミ」を含む故事・ことわざ・慣用句
「ミ」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 892 件
論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)
知識は持っているが、実行が伴わない人をあざけっていう言葉。 書物を読んでも知識として理解するだけで、それを生かして実行できていなかったり真の意義を理解できていなかったりすること。
我が上の星は見えぬ(わがうえのほしはみえぬ)
誰にも自分の運命はわからないということ。「星」は運命の意。
我が子の悪事は見えぬ(わがこのあくじはみえぬ)
親は自分の子をひいきしがちで、欠点や過ちに気づかないものだということ。
我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
他人のことを考えず、自分の利益のみを優先して行動すること。また、自分に都合のよい理屈をこねること。[[我田引水*https://yoji.jitenon.jp/yojic/1264]]。
我が田への水も八分目(わがたへのみずもはちぶんめ)
自分の利益を優先しすぎず、欲を抑えて周囲との調和を図るべきであるということ。 田に水を引く際、自分の田だけに満水まで引くのではなく、他者の田にも配慮し、適度なところで止めるべきであるという考えから。 独占や過度な利己主義を戒める言葉。
我が身の臭さ我知らず(わがみのくささわれしらず)
自分の欠点はなかなか気がつかないというたとえ。
我が身の事は人に問え(わがみのことはひとにとえ)
自分のことはわかりにくいから、人の意見を聞くのがよいということ。
我が身を立てんとせばまず人を立てよ(わがみをたてんとせばまずひとをたてよ)
自分の身を立てたいと望むなら、まず人を引き立てるように心がけよということ。
我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
自分の身に引き比べて、人の苦しみや痛みを思いやることが大切だということ。
脇道に逸れる(わきみちにそれる)
話題などが本筋から外れた方向へ進んで行くこと。
割った茶碗を接いでみる(わったちゃわんをついでみる)
いまさら取り返しがつかないのに、諦めきれずにあれこれすることのたとえ。割れた茶碗はもとどおりにならないのに、接ぎ合わせてみることから。
鰐の空涙(わにのそらなみだ)
偽りの涙のたとえ。鰐は偽善の象徴とされ、悲しそうに見せかけて涙を流しながら生き物を食べるという伝説から。