「情」から始まる故事・ことわざ・慣用句
「情」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 16 件
- 情が移る(じょうがうつる)- 次第に愛情が沸いてくること。 
- 情が深い(じょうがふかい)- 他人を思いやる心が強いこと。情け深いこと。 
- 情に引かされる(じょうにひかされる)- 相手に同情してしまい、厳しい決断を下せないこと。 
- 情に絆される(じょうにほだされる)- 人情に訴えられ、意思や考えなどから外れた行動をしてしまうこと。 
- 情に脆い(じょうにもろい)- 人情に厚く、共感しやすい性質。 
- 情張りは棒の下(じょうはりはぼうのした)- 素直でいるほうが得であるということ。 強情を張る人は恨みを買って棒で打たれるということから。 
- 情を通じる(じょうをつうじる)- 敵にこっそりと通じていること。内通する。 または、夫婦の関係でない人同士が密かに肉体関係をもつこと。 
- 情けが仇(なさけがあだ)- 親切や同情からしたことが、かえって相手のためにならない結果となること。 
- 情けに刃向かう刃なし(なさけにはむかうやいばなし)- 情けをかけてくれた人に、誰も刃向かうことは出来ないということ。 
- 情けの酒より酒屋の酒(なさけのさけよりさかやのさけ)- 口先だけの同情よりも、実際に役立つ援助や品物のほうが助かるということ。 「情け」の「さけ」に、酒屋の「酒(さけ)」を掛けた語呂合わせ。 
- 情けは質に置かれず(なさけはしちにおかれず)- 情けをかけてもらっても、気持ちだけでは何の足しにもならないということ。 情けは質に入れて換金できないので、実際の生活の役には立たないとの意から。 
- 情けは上下によるべからず(なさけはじょうげによるべからず)- 身分や貧富、地位に関わらず、誰に対しても平等に情けをかけるべきだという教え。 また、男女の愛情についても、地位や身分の違いに左右されるべきではないとの意味でも用いる。 人間関係において分け隔てなく接することの大切さを説いた言葉。 
- 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)- 他人に親切にすれば、巡り巡って自分に返ってくるということ。 
- 情け容赦もなく(なさけようしゃもなく)- 相手に対して遠慮や手加減をすることなく、物事を進める様子。 
- 情けを掛ける(なさけをかける)- 相手に対して哀れみの気持ちをもって、親切に対応すること。 
- 情けを知る(なさけをしる)- 人情とは何かを理解していることのたとえ。 
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