「蜀」を含む故事・ことわざ・慣用句
「蜀」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 3 件
蜀犬、日に吠ゆ(しょっけん、ひにほゆ)
無知なために、当たり前のことに疑いを抱いて騒ぎ立てるたとえ。また、見識が狭い人が他人のすぐれた言動を疑って非難するたとえ。 「蜀犬」は、中国の蜀地方の犬のこと。 蜀地方は、山地で雨の降ることが多く、天気の良い日が少ないため、太陽が出ると犬が怪しんで吠えるということから。
望蜀(ぼうしょく)
一つの望みを遂げて、さらに次を望むこと。人間の欲望には、限りがないということのたとえ。後漢書の「既に隴(ろう)を得て、また蜀を望む」から。
隴を得て蜀を望む(ろうをえてしょくをのぞむ)
一つの望みをかなえても、さらに大きな望みを抱くこと。欲の限りがなく、満足することを知らないたとえ。 中国、後漢の光武帝が隴(ろう)を平定したが、それに満足せず、さらに蜀を手に入れることを望んだという故事から。
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