「輪」を含む故事・ことわざ・慣用句
「輪」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
一輪咲いても花は花(いちりんさいてもはなははな)
たとえ小さく目立たない存在でも、その存在自身には何ら変わりはないということ。
梅一輪一輪ずつの暖かさ(うめいちりんいちりんずつのあたたかさ)
車の両輪(くるまのりょうりん)
二つの物のうち、どちらを外しても役に立たないような密接な関係のたとえ。
金輪際(こんりんざい)
物事の底の底、極限のところ。転じて、絶対に、断じてということ。もとは仏教用語で、大地の最下低の所。
輪奐(りんかん)
輪に輪を掛ける(わにわをかける)
程度をさらに甚だしくすることのたとえ。 「[[輪を掛ける*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/7116.php]]」は程度を甚だしくすることで、それにさらに大きな輪をかけるということから。
輪を掛ける(わをかける)
程度を甚だしくすること。大袈裟にすること。 語源には大きく二つの説があり、一つ目は弓道の弦(つる)と弓による説。 弦で作った輪を弓にかけて弦を張って矢を遠くまで飛ばすことから、勢いが強くなることを表すとするもの。 二つ目は、樽(たる)や桶(おけ)をとめる箍(たが)による説。 箍をはめると樽や桶がひとまわり大きくなることから、程度が大きくなることを表すとするもの。 「之繞(しんにゅう)を掛ける」ともいう。