「井」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 12 件
「井」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
井渫えて食われず(いさらえてくわれず)
底をさらえて澄ませた井戸に、口をつける者がない。力のある者が世に出る機会を与えられずにいるさま。
井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
外の広い世界や多様な考えを知らず、狭い見識にとらわれていることのたとえ。 狭い井戸の底で暮らす蛙は、外にある広大な海の存在を知るよしもないという意から。 「井蛙大海を知らず」「大海知らぬ井の蛙」「埳(坎)井の蛙」「井底の蛙」「井蛙」などともいう。
渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)
必要に迫られてから慌てて対処しても間に合わないことのたとえ。事前に適切な対策や準備をしておかなければならないということ。 のどが渇いてから、ようやく井戸を掘るとの意から。
甘井先ず竭く(かんせいまずつく)
うまい水の湧く井戸ほど、桶が絶えず下りて先に底を見せる。 方々から当てにされる者ほど、蓄えを残さず出し切ることになる。
市井の徒(しせいのと)
まちなかをうろついて、決まった生業も持たずに好き勝手にふるまう手合い。「市井」は、井戸のあたりに人が寄って市が立ったことからいう、人の住むまちのこと。
井蛙の見(せいあのけん)
狭い見識。自分の限られた経験や知識だけを基準にして、広い世界や物事の全体を理解できないこと。 井戸の蛙が外の広大さを知らずにいるというたとえ話から。
井蛙は以て海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)
見聞の狭い者には、広い世界の道理や大きな事柄は理解できず、説いても通じにくいことのたとえ。 井戸の中だけを知る蛙に海の話をしても分からない意から。
釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)
わずかな力でも休まず重ねれば、やがて堅いものを断つに至るというたとえ。細くやわらかい釣瓶縄も、長く使ううちには井戸の井桁をこすり切ってしまうことから。
天井から目薬(てんじょうからめぐすり)
思うようにいかず、もどかしいことのたとえ。また、回りくどくて効果のないことのたとえ。 二階から階下の人に目薬をさそうとしても、上手くいかないことから。 「天井から目薬」ともいう。
天井知らず(てんじょうしらず)
相場などが上がり続けて、どこまで上がるか予測がつかない様子。
天井を打つ(てんじょうをうつ)
相場がこれ以上上がらない最高の値になること。
葦の髄から天井を覗く(よしのずいからてんじょうをのぞく)
極めて狭い見方や考え方で大きな問題を判断することのたとえ。 葦の茎の小さな穴から天井の一部分を見て、天井の全てを見たと思い込むことから。 江戸いろはがるたの一つ。
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