上戸は毒を知らず下戸は薬を知らずとは
上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず
じょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず
言葉 | 上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず |
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読み方 | じょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず |
意味 | 酒飲みは酒が体に害になることを知らずに飲み過ぎ、酒を飲めない者は酒の効用を知らない。
酒は飲み方次第で、毒にも薬にもなるということ。 |
使用語彙 | 上戸 / 毒 / 下戸 |
使用漢字 | 上 / 戸 / 毒 / 知 / 下 / 薬 |
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げ膳に据え膳(あげぜんにすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追えない(あたまのうえのはえもおえない)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
- 頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)
- アドバルーンを上げる(あどばるーんをあげる)
- 暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 痛い上の針(いたいうえのはり)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- いやが上にも(いやがうえにも)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 上に立つ(うえにたつ)
- 上には上がある(うえにはうえがある)
- 上見ぬ鷲(うえみぬわし)
- 上を下へ(うえをしたへ)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- うだつが上がらない(うだつがあがらない)
- うだつが上がらぬ(うだつがあがらぬ)
「戸」を含むことわざ
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 下戸と化け物はない(げことばけものはない)
- 下戸の肴荒らし(げこのさかなあらし)
- 下戸の建てたる蔵もなし(げこのたてたるくらもなし)
- 下戸の手強(げこのてごわ)
- 下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)
- 上戸、本性違わず(じょうご、ほんしょうたがわず)
- 上戸かわいや丸裸(じょうごかわいやまるはだか)
- 上戸に餅、下戸に酒(じょうごにもち、げこにさけ)
- 上戸の手弱(じょうごのてよわ)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- 世間の口に戸は立てられぬ(せけんのくちにとはたてられぬ)
- 戸板に豆(といたにまめ)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
- 盗人も戸締り(ぬすびともとじまり)
- 箱根知らずの江戸話(はこねしらずのえどばなし)
- 晩の虹は江戸へ行け、朝の虹は隣へ行くな(ばんのにじはえどへいけ、あさのにじはとなりへいくな)
- 人の口に戸は立てられぬ(ひとのくちにとはたてられぬ)
- 門戸を構える(もんこをかまえる)
- 門戸を成す(もんこをなす)
「毒」を含むことわざ
- 親の甘茶が毒となる(おやのあまちゃがどくとなる)
- 聞けば気の毒、見れば目の毒(きけばきのどく、みればめのどく)
- 気の毒は身の毒(きのどくはみのどく)
- 薬は毒ほど効かぬ(くすりはどくほどきかぬ)
- 薬は身の毒(くすりはみのどく)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 甲の薬は乙の毒(こうのくすりはおつのどく)
- 酒は百毒の長(さけはひゃくどくのちょう)
- 毒食わば皿まで(どくくわばさらまで)
- 毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
- 毒薬変じて甘露となる(どくやくへんじてかんろとなる)
- 毒薬変じて薬となる(どくやくへんじてくすりとなる)
- 毒を仰ぐ(どくをあおぐ)
- 毒を食らわば皿まで(どくをくらわばさらまで)
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 毒気に当てられる(どっきにあてられる)
- 毒気を抜かれる(どっきをぬかれる)
- 毒気に当てられる(どっけにあてられる)
- 毒気を抜かれる(どっけをぬかれる)
- 暇ほど毒なものはない(ひまほどどくなものはない)
- 見るは目の毒(みるはめのどく)
- 目の毒(めのどく)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一を識りて二を知らず(いちをしりてにをしらず)
- 一丁字を知らず(いっていじをしらず)
- 一斑を見て全豹を知る(いっぱんをみてぜんぴょうをしる)
- 命知らず (いのちしらず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 言わずと知れた(いわずとしれた)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 推して知るべし(おしてしるべし)
- お釈迦様でも御存知あるまい(おしゃかさまでもごぞんじあるまい)
- おっと合点承知之助(おっとがってんしょうちのすけ)
- 親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)
- 親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)
「下」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下にも寄りつけない(あしもとにもよりつけない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
- 足下を固める(あしもとをかためる)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 頭が下がる(あたまがさがる)
- 頭を下げる(あたまをさげる)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- いつも柳の下に泥鰌はいない(いつもやなぎのしたにどじょうはいない)
- 上を下へ(うえをしたへ)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
- 男を下げる(おとこをさげる)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 頭を下ろす(かしらをおろす)
- 肩の荷が下りる(かたのにがおりる)
「薬」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- いい薬になる(いいくすりになる)
- 医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
- 一に看病、二に薬(いちにかんびょう、ににくすり)
- 生まれたあとの早め薬(うまれたあとのはやめぐすり)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
- 薬が効く(くすりがきく)
- 薬になる(くすりになる)
- 薬は毒ほど効かぬ(くすりはどくほどきかぬ)
- 薬は身の毒(くすりはみのどく)
- 薬人を殺さず、薬師人を殺す(くすりひとをころさず、くすしひとをころす)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 薬より養生(くすりよりようじょう)
- 恋の病に薬なし(こいのやまいにくすりなし)
- 甲の薬は乙の毒(こうのくすりはおつのどく)
- 酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
- 尻に目薬(しりにめぐすり)
- 自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)
- 節制は最良の薬なり(せっせいはさいりょうのくすりなり)
- 疝気さ目薬(せんきさめぐすり)
- 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花(たてばしゃくやく、すわればぼたん、あるくすがたはゆりのはな)
- 立てば芍薬、座れば牡丹(たてばしゃくやくすわればぼたん)
- 手薬煉引く(てぐすねひく)
- 手薬煉を引く(てぐすねをひく)
- 天井から目薬(てんじょうからめぐすり)
- 年が薬(としがくすり)
- 年こそ薬なれ(としこそくすりなれ)