淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず
ことわざ「淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず」の意味・読み方・異形などを解説します。
淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず
ふちにのぞみてうおをうらやむはしりぞいてあみをむすぶにしかず
| 言葉 | 淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず |
|---|---|
| 読み方 | ふちにのぞみてうおをうらやむはしりぞいてあみをむすぶにしかず |
| 意味 | 他人の得ているものをうらやんで眺めているだけでは何も変わらない。いったん身を引いて、自分の手で得るための支度を整えるほうがよいという教え。
淵をのぞきこんで魚をほしがるより、帰って網を編めというたとえによる。 |
| 出典 | 『漢書』董仲舒伝 |
| 異形 | 淵に臨みて魚を羨むは、退いて網を結ぶに如かず(ふちにのぞみてうおをうらやむは、しりぞいてあみをむすぶにしかず) |
| 場面 | 努力する |
| 使用語彙 | 淵 / 羨む / 網 |
| 使用漢字 | 淵 / 臨 / 魚 / 羨 / 退 / 網 / 結 / 如 |
「淵」を含むことわざ
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 網なくて淵を覗くな(あみなくてふちをのぞくな)
- 石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)
- 一淵には両鮫ならず(いちえんにはりょうこうならず)
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 深淵に臨むが如し(しんえんにのぞむがごとし)
- 深淵に臨んで薄氷を履むが如し(しんえんにのぞんではくひょうをふむがごとし)
「臨」を含むことわざ
- 渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)
- 君臨すれども統治せず(くんりんすれどもとうちせず)
- 深淵に臨むが如し(しんえんにのぞむがごとし)
- 深淵に臨んで薄氷を履むが如し(しんえんにのぞんではくひょうをふむがごとし)
- 時に臨む(ときにのぞむ)
- 白紙で臨む(はくしでのぞむ)
- 臨済の喝、徳山の棒(りんざいのかつ、とくざんのぼう)
- 臨池(りんち)
「魚」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
「羨」を含むことわざ
- 亀の年を鶴が羨む(かめのとしをつるがうらやむ)
- 千石取れば万石羨む(せんごくとればまんごくうらやむ)
- 淵に臨みて魚を羨むは退いて網を結ぶに如かず(ふちにのぞみてうおをうらやむはしりぞいてあみをむすぶにしかず)
「退」を含むことわざ
- 言って退ける(いってのける)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 進退維谷まる(しんたいこれきわまる)
- 進むを知りて退くを知らず(すすむをしりてしりぞくをしらず)
- 寸を進まずして尺を退く(すんをすすまずしてしゃくをしりぞく)
- 猫の魚辞退(ねこのうおじたい)
- 退けば長者が二人(のけばちょうじゃがふたり)
- 退っ引きならない(のっぴきならない)
- 三度諌めて身退く(みたびいさめてみしりぞく)
- 身を退く(みをひく)
「網」を含むことわざ
- 阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網心あれば魚心(あみごころあればうおごごろ)
- 網なくて淵を覗くな(あみなくてふちをのぞくな)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
- 網を張る(あみをはる)
「結」を含むことわざ
- 汗の結晶(あせのけっしょう)
- 垣を結う(かきをゆう)
- 髪結い髪結わず(かみゆいかみゆわず)
- 髪結いの亭主(かみゆいのていしゅ)
- 結構毛だらけ(けっこうけだらけ)
- 結構は阿呆の唐名(けっこうはあほうのからな)
- ゴルディオンの結び目(ごるでぃおんのむすびめ)
- 尻も結ばぬ糸(しりもむすばぬいと)
- 赤縄を結ぶ(せきじょうをむすぶ)
- 団結は力なり(だんけつはちからなり)
