内弁慶の外地蔵
ことわざ「内弁慶の外地蔵」の意味・読み方を解説します。
内弁慶の外地蔵
うちべんけいのそとじぞう
| 言葉 | 内弁慶の外地蔵 |
|---|---|
| 読み方 | うちべんけいのそとじぞう |
| 意味 | 自分の家では大きな顔をして家族にいばり散らしているのに、よそへ行くととたんに気弱になり、すっかり縮こまる人や、そうした内と外での態度の差のこと。
「弁慶」は、源義経につき従った鎌倉時代の豪傑で、強い人のたとえとして引かれている。「地蔵」は道ばたや寺の境内に立つ地蔵菩薩の像で、穏やかな顔つきで静かにたたずんでいる。家の中では弁慶のように強気にふるまい、外では地蔵のように穏やかでおとなしい、という内と外との違いを、二つの姿を並べて描いた言葉。 単に「内弁慶」「陰弁慶」ともいう。似たたとえに、「内広がりの外すぼり」「内で蛤、外では蜆」「内弁慶外すばり」などがある。 |
| 例文 | 父は家では夕飯のおかずにまで文句をつけていばっているのに、町内会の集まりでは隅の席で黙って座っているだけらしい。母は「内弁慶の外地蔵ね」と笑っている。 |
| 場面 | 見栄を張る / 弱い |
| 使用漢字 | 内 / 弁 / 慶 / 外 / 地 / 蔵 |
「内」を含むことわざ
- 毬栗も内から割れる(いがぐりもうちからわれる)
- 内閻魔の外恵比須(うちえんまのそとえびす)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内で蛤、外では蜆(うちではまぐり、そとではしじみ)
- 内に省みて疚しからず(うちにかえりみてやましからず)
- 内に誠あれば外に形る(うちにまことあればそとにあらわる)
- 内の米の飯より隣の麦飯(うちのこめのめしよりとなりのむぎめし)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内広がりの外すぼり(うちひろがりのそとすぼり)
「弁」を含むことわざ
- 後ろ弁天、前不動(うしろべんてん、まえふどう)
- 内弁慶(うちべんけい)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 陰弁慶(かげべんけい)
- 口弁慶(くちべんけい)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 懸河の弁(けんがのべん)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 黒白を弁ぜず(こくびゃくをべんぜず)
- 炬燵弁慶(こたつべんけい)
「慶」を含むことわざ
- 内弁慶(うちべんけい)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 陰弁慶(かげべんけい)
- 口弁慶(くちべんけい)
- 炬燵弁慶(こたつべんけい)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり)
- 弁慶に薙刀(べんけいになぎなた)
- 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう)
- 弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
「外」を含むことわざ
- 顎が外れる(あごがはずれる)
- 当てが外れる(あてがはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 家を外にする(いえをそとにする)
- 内閻魔の外恵比須(うちえんまのそとえびす)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内で蛤、外では蜆(うちではまぐり、そとではしじみ)
- 内に誠あれば外に形る(うちにまことあればそとにあらわる)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内広がりの外すぼり(うちひろがりのそとすぼり)
「地」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着く(あしがちにつく)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 意気地がない(いくじがない)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 意地が汚い(いじがきたない)
- 意地でも(いじでも)
- 意地になる(いじになる)
