稼は老農に如かず、圃は老圃に如かず
ことわざ「稼は老農に如かず、圃は老圃に如かず」の意味・読み方を解説します。
稼は老農に如かず、圃は老圃に如かず
かはろうのうにしかず、ほはろうほにしかず
| 言葉 | 稼は老農に如かず、圃は老圃に如かず |
|---|---|
| 読み方 | かはろうのうにしかず、ほはろうほにしかず |
| 意味 | どんな仕事でも、実地で何年も腕をふるってきた人こそが、その中身にいちばん通じているということ。
「稼」は稲・麦といった穀物を植え育てること、「圃」は菜園で野菜を育てることで、「老農」「老圃」はその仕事に年季の入った農夫をいう。 出典の『論語』では、作物の育て方を習いたいと弟子に頼まれた孔子が、それなら年老いた農夫のほうが自分より上だと返している。 よく似た教えのことわざに「餅は餅屋」や「田作る道は農に問え」がある。 |
| 例文 | トマトがうまく実らないと悩んでいたが、稼は老農に如かず、圃は老圃に如かずと思い直し、隣の畑で何十年も野菜を育ててきた老夫婦に教わることにした。 |
| 出典 | 『論語』子路 |
| 場面 | 経験 / 技術 / 農業 |
| 使用漢字 | 稼 / 老 / 農 / 如 / 圃 |
「稼」を含むことわざ
- 足で稼ぐ(あしでかせぐ)
- 祈るより稼げ(いのるよりかせげ)
- 稼ぎ男に繰り女(かせぎおとこにくりおんな)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
- 汚く稼いで清く暮らせ(きたなくかせいできよくくらせ)
- 点数を稼ぐ(てんすうをかせぐ)
- 時を稼ぐ(ときをかせぐ)
- 星を稼ぐ(ほしをかせぐ)
「老」を含むことわざ
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 海老の鯛交じり(えびのたいまじり)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたるを父とせよ(おいたるをちちとせよ)
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
- 老いてはますます壮んなるべし(おいてはますますさかんなるべし)
- 老いて再び稚児になる(おいてふたたびちごになる)
「農」を含むことわざ
- 稼は老農に如かず、圃は老圃に如かず(かはろうのうにしかず、ほはろうほにしかず)
- 田作る道は農に問え(たつくるみちはのうにとえ)
- 農は人真似(のうはひとまね)
「如」を含むことわざ
- 油に水の混じる如し(あぶらにみずのまじるごとし)
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 蟻の塔を組む如し(ありのとうをくむごとし)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 如何せん(いかんせん)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 一利を興すは一害を除くに如かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず)
「圃」を含むことわざ
- 稼は老農に如かず、圃は老圃に如かず(かはろうのうにしかず、ほはろうほにしかず)
