琴の緒絶ゆ

ことわざ「琴の緒絶ゆ」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉琴の緒絶ゆ
読み方ことのおたゆ
意味自分を心から分かってくれていた親友を、死によって失うたとえ。
その昔、中国に伯牙(はくが)という琴の名人がいた。その琴の音に込めた思いを、誰よりも聞き取ってくれた友の鍾子期(しょうしき)が亡くなると、伯牙は、もう自分の琴を分かる者はいないとして琴の糸を断ち、それきり死ぬまで琴を弾かずに通した。言葉はこの話にちなむ。
「緒」は琴に張った糸、「絶ゆ」は「絶える」を古い形で言ったもの。伯牙と鍾子期の話からは、ほかに伯牙、琴を破る、断琴の交わりという言葉もできている。
例文幼いころからの友が逝き、まさに琴の緒絶ゆで、しばらくは何をする気にもなれなかった。
出典『呂氏春秋』本味
異形 琴の緒を絶つ(ことのおをたつ)
場面友人 / 死亡
使用漢字琴 / 緒 / 絶

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